ホールデムを見ていて本物の悪魔の実とSMILEの違いがわかってきた! ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究
ワンピース考察・研究 悪魔の実17
ホールデムに見る本物の悪魔の実とSMILEの違い
真打ちホールデムはライオンのSMILEだった
ワンピース915話で百獣海賊団の真打ちホールデムの姿がハッキリと描かれ、彼がライオンのSMILEによって能力を得た者であることが明らかになりました。
今回は、915話で描かれたホールデムの様子から本物の悪魔の実と人造悪魔の実SMILEの違いについて推察をしていってみたいと思います。
ホールデムに見る本物の悪魔の実とSMILEの違い① 能力の発動
本物の動物(ゾオン)系の悪魔の実の能力者は、能力を発動させていない時は普通の人間の姿(能力者が人間の場合)でいますよね。
しかし、ホールデムは特に能力を発動させる必要がない時でも、その腹部がライオンの上半身になっていましたから……おそらく常に腹部がライオンの上半身となっている異形の姿でいるのでしょう。
そうだとすれば、SMILEで能力者となった者達は皆、常に普通の人間とは異なる異形でいるということになりそうですが……ゾウ編で登場したシープスヘッドは、普通だった腕を戦闘時(能力発動時)に羊の角に変化させていました。(ワンピース81巻 808話・809話)
SMILEで能力者となった者には自分の姿を能力発動時のみ異形に変えられる者とそれができず、常に異形でい続ける者がいるのかもしれませんね。
それとも、ホールデムも実は能力発動時以外は腹部のライオンを引っ込め、普通の人間の姿でいるのでしょうか?
ホールデムに見る本物の悪魔の実とSMILEの違い② 意思の統一
ホールデムと彼の腹部のライオンは、それぞれが別の意思を持っているようでしたが……
これまでに登場した本物の動物(ゾオン)系の悪魔の実の能力者には、そのような能力者は一人もいませんでした。
ホールデムのように自分の身体の一部に動物の頭部を持つようになったSMILEの能力者は、その頭部が別の意思を持っているようになるのでしょうね。
SMILEで能力を得たホールデムは本物の能力者に劣等感を…
ホールデムに見る本物の悪魔の実とSMILEの違い③ 身体全体が動物と一体化するか身体の一部が動物化するか
ゾウ編でジャックの部下であるギフターズ達が登場した時からSMILEの能力者達は身体の一部が動物化しているだけで、身体全体が動物の能力を得る本物の悪魔の実の能力者とは違うと言われていましたが……
ホールデムの腹部がライオンの上半身になっていた事によって、その見解が正しい可能性が高まりましたね。
SMILEの能力者ホールデムは本物の悪魔の実の能力者に劣等感を持っている?
915話の中でホールデムは、お玉に対して
「答えろ娘… 貴様ごときがどうやって狒々を手懐けた……!?」
「部下が目撃したんだ…!! 本物の”悪魔の実”の力としか考えられん」
と言っていましたが……これは、SMILEの能力者であるホールデムが、本物の悪魔の実の能力者に対して劣等感(コンプレックス)を抱いていることの現れのようにも感じられました。
もしも、その直感が当たっていたとしたら、915話の中でホールデムが、お玉のほっぺたを引っ張る(引き千切る)ためにペンチを持ってこさせようとしていたのは……
本物の悪魔の実で能力者となった者達に対してSMILEで能力者となったホールデムが劣等感を抱いていて……機会さえあれば、本物の悪魔の実の能力者を痛めつけてやりたいと思っていたためかもしれませんね。
それは考えすぎで、ホールデムは、自分の体の一部となったライオンのことを制御しきれないため、お玉の能力によって、なんとかライオンを自分に従順にさせたいと思っていただけかもしれませんし、単にお玉の能力の価値に気づいていただけかもしれませんが。
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