ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究 麦わらの一味入りが確実視されるジンベエの夢とは?
ワンピース考察・研究 ジンベエ1
ジンベエの夢とは?
麦わらの一味の者たちにはそれぞれの夢がある
この記事は『ONE PIECE』(ワンピース)の物語が第868話まで進んだ時点で書かせていただいていますが……ジンベエの麦わらの一味入りは、もう確定と言っていいんですよね?
『ONE PIECE』(ワンピース)第863話でジンベエは、ビッグ・マムに対して
「ここをやめて”麦わらの一味”にわしは入りたい」
「未来の「海賊王」の仲間(クルー)になろうっちゅう男が「四皇」ごときに臆しておられるかァ!!!」
と言っていましたからね。
それで……ジンベエの麦わらの一味入りが本決まりになった時には、彼の夢も明らかになるのでしょうか?
麦わらの一味の者たちには
●ルフィ=海賊王になる
●ゾロ=世界一の大剣豪になる
●ナミ=自分の目で見た世界地図を描く
●サンジ=オールブルーを見つける
●ウソップ=勇敢なる海の戦士になる
●チョッパー=万能薬になる
●ニコ・ロビン=歴史の全てを知る
●フランキー=自分の造った船が世界の果てに達するのを見届ける
●ブルック=偉大なる航路(グランドライン)を一周し、ラブーンと再会を果たす
というように皆、それぞれの夢があります。
ですから、ジンベエだけ特にこれといった夢がないまま麦わらの一味の一員になるということはあり得ないと思います。
ジンベエの夢とフィッシャー・タイガー
かつてジンベエはフィッシャー・タイガー率いるタイヨウの海賊団に属していました。(ワンピース63巻 第621話~)
フィッシャー・タイガーは人間の血を輸血されることを拒み、死んでいきました。奴隷にされたことのある彼は「人間の”狂気”」を目の当たりにし、人間を愛せなくなっていたためです。
しかし、フィッシャー・タイガーは、この世には心の優しい人間達もたくさんいる事をちゃんとわかっていました。しかし、わかっていながら、彼の「心の”鬼”」が邪魔をし、人間の血を拒絶したのです。(ワンピース63巻 第623話)
フィッシャー・タイガーの心を頑なにさせたのは、人間という種族ではなく、人間の狂気、人間の他種族を差別する心だったのでしょう。
フィッシャー・タイガー亡き後、その意志を継いで生きてきたジンベエの夢は、このことと大きく関わってくるのではないでしょうか。
オトヒメの夢とジンベエの夢
フィッシャー・タイガーは、死ぬ前にジンベエたちタイヨウの海賊団の者たちに
「……よく聞け おれは思うままに生き…!! ……結果 オトヒメ王妃を……ひどく邪魔しちまったが………!!! あの人は……正しい 誰でも平和がいいに決まってる!!!」
と言っています。(ワンピース63巻 第623話)
オトヒメの夢は、人間に魚人・人魚のことを正しく理解させ、リュウグウ王国を地上に移すことでした。
ジンベエはネプチューン軍の兵士だった頃は、オトヒメの夢に関心を持っていなかったようです。(ワンピース63巻 第621話)
しかし、今ではジンベエの夢も魚人・人魚が人間と手をとりあう世界を実現させることになっているのではないでしょうか。
続けて『新旧王下七武海 ジンベエ2 『波の部屋』操舵手ジンベエ本領発揮で危機脱出』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
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