ワンピースの世界の古代兵器ウラヌスはどんな兵器なのか？

ウラヌスはどんな古代兵器なのか？

神の名を持つ３つの古代兵器

プルトンとポセイドン

神の名を持つ３つの古代兵器のうちプルトンとポセイドンについては、どんな兵器なのかということが明らかになっています。

戦艦プルトン

古代兵器プルトンは、遠い昔に造られた戦艦であり（ワンピース36巻　第344話）、ＣＰ９のロブ・ルッチには「世界最悪の戦艦」と（ワンピース37巻　第352話）、ゴール・Ｄ・ロジャーの船オーロ・ジャクソン号を造った造船技師トムには「造船史上最悪のバケモノ」と（ワンピース37巻　第355話）呼ばれていました。

この古代兵器プルトンを手に入れようとしていたクロコダイルが「”プルトン”　一発放てば島一つを跡形もなく消し飛ばすと聞く…」と語っていたことがあります。（ワンピース21巻　第193話）

古代兵器プルトンに搭載される大砲が島一つを跡形もなく消し飛ばすほどの威力を持つのか、あるいは、大砲などの火力以外のプルトンの持つ何らかの特殊な力が島一つを跡形もなく消し飛ばすほどのものなのかは不明ですが……古代兵器プルトンが戦艦であることだけは疑いようがありません。

海王類を動かす力を持つ人魚ポセイドン

古代兵器ポセイドンは、海王類と話すことができ、「我々の王」と海王類たちから呼ばれる存在であり、人魚の姿で数百年に一度生まれてきます。（ワンピース66巻　第648話～第650話）

人魚姫しらほしは、魚人島が危機に陥った時に古代兵器ポセイドンとしての能力を覚醒させ、海王類たちを動かし、魚人島に落下しようとしていた巨船ノアを海の森へ運ばせました。（ワンピース66巻　第647話～第648話）

しらほしの父であるネプチューンとニコ・ロビンは、しらほしが古代兵器ポセイドンであり、その能力を覚醒させたことに気づいていますが、しらほし自身は、まだそのことを自覚はしていません。

古代兵器ウラヌスは天空の兵器か？

もう一つの古代兵器＝ウラヌスはどんな兵器なのか？

もう一つの古代兵器ウラヌスが、いったいどのような兵器なのかということは、多くの書籍やサイト、ブログなどで推察されていますが、まだその答は明らかにはなっていません。

ただ、ウラヌスは天空に関係する兵器である可能性が高いとは思われます。なぜならば、神話ではウラヌスとは天空神の名だからです。

海神ポセイドンの名を冠する古代兵器が、海王類を動かせる人魚なのですから、天空神ウラヌスの名を冠する古代兵器は、やはり天空に関係する兵器だと考えるべきでしょう。

では、ウラヌスが天空に関係する兵器だとしたら、具体的にどんな兵器であると考えられるでしょうか？

１　空を飛ぶ乗り物＝戦闘機

麦わらの一味は空島に行っていますし、ナミは小さな空島ウェザリアで2年間を過ごしましたが、これまで『ＯＮＥ　ＰＩＥＣＥ』（ワンピース）作品中に空を飛ぶ乗り物はほとんど登場していません。

例外は、エネルが限りない大地（フェアリーヴァース）＝月に行くために使った方舟マクシム、そして、映画『ＯＮＥ　ＰＩＥＣＥ　ＦＩＬＭ　ＳＴＲＯＮＧ　ＷＯＲＬＤ』に登場した飛ぶ島（＝シキが海賊船にしている）、それにウェザリアの気球くらいでしょうか。

エネルが限りない大地（フェアリーヴァース）で見つけた壁画には、３つの古代兵器が描かれていたのではないかという説があります。もしも、その説が的を射たものならば、ウラヌスは空を飛ぶ乗り物で、第480話の扉絵（ワンピース48巻）に描かれた空を飛んでいる（ようにも見える）兵士たちを乗せた乗り物がウラヌスということになります。

２　天候を操る兵器

ナミは天候棒（クリマ・タクト）によって突風を吹かせたり、雷雲を発生させたりできますし、ウェザリアの科学者たちは、超集中豪雨を降らせたり、雷を落とすことができるようですが（ワンピース61巻　第602話）、もしも古代兵器ウラヌスが天候を操る兵器ならば、それよりもずっとずっと大きなスケールで天候を操り、台風や竜巻を発生させたりできるのでしょう。

天候の変化を察知する天才的な能力を持ち、古代兵器ポセイドンであるしらほしと顔が似ているナミこそが、天候を操る古代兵器ウラヌスではないかという説も何年も前からファンの間で囁かれていますね。