ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究 ルフィの父親がドラゴンだとエースは知っていた
ワンピース考察・研究 ルフィ10
ルフィの父親がドラゴンだとエースは知っていた
ルフィは自分の父親がドラゴンだという事をずっと知らなかったが…
ルフィは自分の父親が革命家ドラゴンだという事をウォーターセブンで久々に会った祖父ガープから聞かされるまで全く知りませんでした。(ワンピース45巻 第432話)
しかし、当人であるルフィが知らなかった【ルフィの父親=ドラゴン】という情報をエースはずっと以前から知っていたようです。
インペルダウンに囚われていたエースとそこに訪れたガープとの間で
「お前とルフィにゃあ立派な海兵になって貰いたかったがのう 海兵どころか大変なゴロツキになりおって………!!」(ガープ)
「……………!!」(エース)
「ああ -そういやルフィに… 親父の話をしたんじゃ… 父親がおる事にびびっておったわい」(ガープ)
「そんなもん…知ろうが知るまいが… 迷惑な事に-おれもルフィも… 世界的大犯罪者の血を引いてんだ… 海兵になんてなれる訳ねェ……」(エース)
といったやりとりが行われていましたので間違いありません。(ワンピース54巻 第525話)
ガープはルフィの父親がドラゴンだという事をエースには話し、ルフィには話さなかった
エースがガープに対して「おれもルフィも… 世界的大犯罪者の血を引いてんだ」と言っていたわけですから、【ルフィの父親=ドラゴン】という情報をエースはガープから聞かされていたわけでしょう。
では、なぜガープは【ルフィの父親=ドラゴン】という事をエースには話したのに当人であるルフィには話さなかったのでしょうか?
自分の父親がロジャーだという事で苦悩するエースを見てしまったためか
エースは、自分の父親がロジャーだという事でたいへん苦悩していました。そして、エースが苦悩していた事をガープは知っていました。(ワンピース59巻 第574話)
エースに彼がロジャ-とルージュの間に生まれた子供だと教えたのはガープだったでしょうから、さすがのガープも教えなければいい事(教えるべきではない事)を教えてしまったと後悔・反省したかもしれません。
そうだとすれば、ガープは、「父親が大犯罪者であるという事を子供に教えることには問題がある」という事をエースの件で学び、ルフィには父親がドラゴンであると教えないようにしたのではないでしょうか。
そのガープが、ウォーターセブンではルフィに父親がドラゴンだと教えた事については
●ルフィ自身がゴロツキ(海賊)になった
●ルフィがもう17歳になった
といった理由で、【ルフィの父親=ドラゴン】という事をルフィに話してももう問題ないはずだと判断したためと考えればいいでしょうしね。
ただ、あのガープのことですから、特に何の考えもなく、口をすべらしてしまっただけということも十分考えられますが。
なぜガープはエースにはルフィの父親がドラゴンだと話したのか?
ガープが、ルフィに【ルフィの父親=ドラゴン】いう事をずっと教えないでいた理由が、ここまで推察したとおりだったとしても、エースには【ルフィの父親=ドラゴン】という事をなぜ話してしまったのかという事についての疑問が残ります。
ガープは、ルフィをダダンのところに預けた後で、「だから仲良うせい」と言うためにエースに「あいつも お前と同じようにたいへんな親父を持っておるんじゃ」という感じで【ルフィの父親=ドラゴン】と打ち明けたのかもしれませんね。
そうだとすれば、ガープは、エースならば秘密は守れるはずだと信頼して「これはルフィには秘密じゃぞ」と言っておいたのでしょう。
続けて『ルフィ11 ルフィはカイドウとの戦いで桃太郎の猿の役割を担うのか?』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
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