ルフィは革命軍とどう関わっていくのか?

Portrait.Of.Pirates ワンピース Sailing Again モンキー・D・ルフィ Ver.2(アンコール再販) 約220mm PVC&ABS製 塗装済み完成品フィギュア

ルフィと革命軍の繋がり

『ONE PIECE』(ワンピース)の物語の中でモンキー・D・ドラゴン率いる革命軍が非常に重要な役割を担ってくることは絶対に間違いないはずです。

その革命軍ルフィの間には

●革命軍総司令官モンキー・D・ドラゴンはルフィの父親(ワンピース45巻 第432話)

●革命軍幹部バーソロミュー・くまは、黄猿ら海軍に追い詰められていたルフィと麦わらの一味の者たちを世界各地に飛ばして助けた(ワンピース52巻 第512話~53巻 第513話)

●革命軍幹部エンポリオ・イワンコフはインペルダウンでルフィの命を救っている(ワンピース55巻 第537話~第539話)

●バーソロミュー・くまはサウザンドサニー号を麦わらの一味不在の間ずっと守り通した(ワンピース61巻 第603話)

●革命軍参謀総長サボはルフィの義兄(ワンピース75巻 第744話)

といった繋がりがあります。

また、ルフィ率いる麦わらの一味の一員ニコ・ロビンは、革命軍の者たちから「革命の灯(ともしび)」と呼ばれ、マリンフォード頂上戦争後、麦わらの一味が再集結するまでの2年間、革命軍と行動を共にしています。(ワンピース60巻 第593話 61巻 第596話)

さらに麦わらの一味のサンジは、頂上戦争後の2年間、革命軍幹部イワンコフが女王を務めるカマバッカ王国で修行をしています。(ワンピース61巻 第595話)

ルフィ、そして、ルフィが率いる麦わらの一味は、革命軍と以上のような繋がりがあるわけですが、今後、ルフィは革命軍とどのように関わっていくことになるのでしょうか?

ドラゴンのスタンス

「海賊か……… それもいい…」

「フフ………行って来い!!! それが お前のやり方ならな!!!」

ドラゴンは、ローグタウンでルフィの旅立ちを見送った時にこう言っていました。(ワンピース12巻 第100話)

そして、ドラゴンは、ルフィが麦わらの一味の仲間たちとともに司法の島エニエス・ロビーを落としたことを知った際には

「思うままに生きろ ルフィ……… 時代は時として… あらゆる偶然と志気をおびて世界に問いかける 我らがいずれ出会う日も来るだろう…」

と言っています。(ワンピース45巻 第440話)

ドラゴンはDの意志を継ぐ者であり、その意志に基づき世界政府を倒そうとしているはずです。

そのドラゴンが、ルフィの旅立ちを見送った時や暴れぶり(活躍ぶり)を知った時にこのように言っていたのは、ドラゴンがルフィもまたDの意志を継ぐ者であり、海賊となって冒険をしているのはDの意志に突き動かされてのことだと思っていたからだと思われます。

そして、ルフィがDの意志に突き動かされて海賊として冒険を続けていけば、革命軍を率いて世界政府を倒そうとしている自分といずれは大きく関わってくるはずだとドラゴンは思っているのでしょう。

ルフィのDの意志とドラゴンのDの意志

注目すべきは、けっしてドラゴンがルフィを自らの世界政府を倒そうとする戦いに引き込もうとはしていないということです。

『ONE PIECE』(ワンピース)ファンの中には「ルフィが革命軍と力を合わせて世界政府と戦い、世界をひっくり返す」という物語の展開を予想している人も少なくないようですが……私は、その予想が的中する可能性は低いだろうと思っています。

なぜならばルフィは、海賊王を目指す冒険の航海を続ける中で自らの夢を阻もうとする者や自らが仲間と認めた者を苦しめている(自由を奪い、支配している)者とは戦ってきましたが、それ以外の戦いはしていないからです。

エニエス・ロビーではルフィは そげキングに命じて世界政府の旗を燃やし、世界政府に宣戦布告していますが(ワンピース41巻 第398話)、それはあくまでニコ・ロビンという仲間を助けるための宣戦布告であって世界政府打倒を誓ったというわけではありません。

ルフィはルフィのDの意志に基いて冒険を、革命軍を率いるドラゴンはドラゴンのDの意志に基いて戦いを続けていき、お互いの動きがシンクロし、相乗効果を上げることはあると思います。しかし、ルフィが革命軍に合流することはないのではないでしょうか。

もちろん革命軍と共に2年間を過ごしたニコ・ロビンが、ルフィと革命軍の間を取り持ち、両者の調整を務めることはあるでしょうが、ルフィが、父ドラゴンが率いる革命軍に飲み込まれていくようなかたちになることはないと予想します。

続けて『ルフィ6 ルフィの父ドラゴンと祖父ガープの関係』をご覧ください

ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから

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