「バカ殿」おでんが討つのはオロチでなくカイドウ ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究
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「バカ殿」おでんが討つのはオロチでなくカイドウ
「バカ殿」おでんが討つのはオロチでなくカイドウ 目次
バカ殿の屈辱に耐えてきたおでんが遂に討つと決めたのはオロチではなくカイドウ!
黒炭オロチから毎週、都に来て裸踊りをすることを強いられ、人々から「バカ殿」と呼ばれても、その屈辱に5年も耐えてきた光月おでんでしたが…
ヒョウ五郎が捕らえられ、彼の妻と子分達が亡き者にされたと知って、ついに張りつめていた糸は切れてしまったようで…
カイドウを討つことをついに決意したようでした。(ワンピース 第969話)
疑問に思ったのは、おでんが討つことに決めたのがオロチではなくてカイドウだったということです!
オロチがワノ国を乗っ取れたのがカイドウと手を組むことができたからこそであるのは間違いないと思いますが…
光月から将軍の座を奪い、ワノ国をメチャクチャにし、「バカ殿」として振る舞うことを強制し、おでんに屈辱の日々を過ごさせたのは、あくまでオロチでした。
ですから、おでんがまず討とうとするのがオロチだったとしても納得できましたし…
おでんがオロチとカイドウの両方を討つことに決めた場合も納得できました。
ですが… 張りつめていた糸が切れた後、おでんは家臣達に「オロチを討つぞ」とでも「オロチとカイドウを討つぞ」とでもなく…
「カイドウを討つぞ」
と言っているんですよね。(ワンピース 第969話)
「バカ殿」の屈辱に耐えてきたおでん なぜオロチでなくカイドウを討つ?
おでんは真の敵はオロチではなくカイドウと思っていた!?
おでんがオロチに対し激しく怒り、オロチを憎悪していたことは間違いないでしょうが…
おでんは自らがまず討つべき敵は、オロチごとき愚者・小物などではなく、オロチを利用している強者・大物カイドウであると考えていたのかもしれません。
だからといってオロチのことを許すつもりなどは当然なく、真の敵カイドウを討った後、カイドウという虎の威を借る狐にすぎない小物オロチは討てばいいと考え…
張りつめていた糸が切れた時におでんは家臣達に「カイドウを討つぞ」と言った…
…そういうことだったと考えられるかもしれませんね。
世界の全てを知ったおでんにはカイドウが討つべき敵だとわかった!?
おでんはロジャーと共に最後の島ラフテルに辿り着いたことによって
■空白の100年とは?
■Dの一族とは?
■古代兵器とは?
といった「世界の全て」を知りました。(ワンピース 第967話)
そして、ワノ国がなぜ国を閉ざすのかも知ったおでんは、ワノ国を開国し、20年以上先の未来を待つつもりになっていました。(ワンピース95巻 第958話)
「世界の全て」を知り、ワノ国を開国させるつもりになっていたからこそ、おでんには…
世界が夜明けを迎えるために自分が討つべき敵はカイドウだとわかったのかもしれないですね。
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続けて作品世界考察『おでんはオロチとどんな約束をしていた? 969話考察』をご覧ください
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