福ロクジュはオロチ側にすぐ寝返ったのではなかった ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究
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福ロクジュはオロチ側にすぐ寝返ったのではなかった
福ロクジュはオロチ側にすぐ寝返ったのではなかった 目次
「福ロクジュは………!! 遂にオロチに寝返りました!!」と言っていたしのぶ
カイドウを討とうとする光月おでんと家臣達への助太刀を買って出たしのぶは
「「光月」の忍者軍は… 福ロクジュは………!! 遂にオロチに寝返りました!! わたすはおでん様に仕える日を夢みてたので もう城にはいられません」
と言っていました。(ワンピース 第970話)
しのぶがナミとロビンにヒョウ五郎が20年以上前に黒炭家への従属を拒み、亡き者にされたらしいと話した後で
「かたや彼と共に「光月家」を支えてきた”お庭番衆”を率いる福ロクジュは その時オロチに仕える道を選んだ…!!」
「当時やつの部下だったわたすはそれが許せず逃亡 -あの軍団から追われる身になったの!」
と言っていたことがありましたから…(ワンピース93巻 第935話)
お庭番衆を率いる福ロクジュが、光月からオロチにすぐに寝返ったわけではないらしいとわかっていましたが…
第970話で改めてそのとおりだったと確認できました。
福ロクジュがすぐにオロチに寝返ったわけではないという事は…
福ロクジュはオロチに仕える事を何年も拒んできたのか?
お庭番衆を率いる福ロクジュがオロチに仕えることに決めたのは、第970話の時点の少し前だったようですから…
それは現在から20年前ということになりますね。
で、オロチが将軍代理の座に就いたのが現在から28年前でしたから…(ワンピース 第965話)
福ロクジュは黒炭オロチに仕えることを約8年拒み続けてきたということになるのでしょうか?
いいえ… おそらくそういうことにはならないと思います。
なぜならば、オロチは当初は、あくまで光月おでんが帰るまでの代理として将軍の座に就くという形をとっていたからです。(ワンピース 第965話)
おでんがワノ国に帰り、将軍の座に就くまでの代理としてオロチが一時的に将軍になっているという形になっていた段階では…
お庭番衆を率いる福ロクジュに対してオロチが特に自分への従属を誓わせるようなことはなかったのではないでしょうかね。
福ロクジュがオロチにすぐに寝返らなかった理由は?
とはいえ結局、福ロクジュはオロチに寝返ったわけですが…
忍が「遂にオロチに寝返りました」と言っていたくらいですからオロチに自分への従属を迫られても福ロクジュがすぐにそれに従ったわけではなかったことは間違いなさそうです。
福ロクジュがオロチにすぐに寝返らなかった理由が
●できればお庭番衆をオロチの配下になどはしたくなかったため
●おでんとヒョウ五郎が手を組みワノ国中の侍と侠客が手を組んだ場合、オロチの配下についてしまっていたら負け組となる可能性が高いと考えた
のどちらなのかはわかりませんがね。
福ロクジュがオロチに寝返ったとしのぶから聞かされた直後におでんが
「バカ殿を信じられなかった者を責められやしない!!」
と言っていましたが…(ワンピース 第970話)
もしも、おでんが裸踊りなどせず、すぐにヒョウ五郎と手を組んでいたら…
福ロクジュ率いるお庭番衆は、おでんやヒョウ五郎と共にカイドウ、オロチと戦っていたのかもしれませんね。
福ロクジュがやむを得ずオロチに寝返ったのだとしたら…
どちらの理由であるにしろ不本意ながらも福ロクジュがやむを得ずオロチに寝返ったことは確かだと思います。
ですから、現在は不本意ながらオロチに従っている福ロクジュ率いるお庭番衆が、再び光月を支える忍者部隊になることも十分にあり得るだろうと思いますが…
どうなるでしょうかね?
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