丑三つ小僧は傳ジロー=狂死郎だけでなかった?

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丑三つ小僧は傳ジロー=狂死郎だけでなかった? 目次

丑三つ小僧の正体は傳ジロー=狂死郎だと明かされたが…

大金持ちから金を盗み、その盗んだ金を貧乏長屋にまいていた丑三つ小僧の正体が狂死郎と名乗っていた傳ジローだったことが明かされましたが…(ワンピース96巻 第973話)

それでもまだ丑三つ小僧についての謎は残っていますよね!

オロチ城で潜入捜査を行っていたニコ・ロビン=おロビがお庭番衆の者達に見つかった時、何者かと問われたロビンが

「丑三つ小僧 ”花の都”のお金の流れを調べに来たの」

と苦し紛れに応えると、それを聞いた大黒が

「丑三つ小僧は先程 都に現れた所!」

と言っていました。(ワンピース93巻 第932話)

ですが、この時、丑三つ小僧の正体であるはずの傳ジロー=狂死郎は、オロチ城で行われている宴会に出席中だったんですよね!

ですから、この時、傳ジロー=狂死郎が丑三つ小僧として都に現れることは不可能だったはずなのですが…

これは、どういうことだったのでしょうかね?

傳ジロー=狂死郎以外にも丑三つ小僧はいた? それは康イエ?

傳ジロー=狂死郎がオロチ城にいた時、都に現れた丑三つ小僧は康イエ!?

まず最初に考えられるのは、傳ジロー=狂死郎がオロチ城にいた時に都に現れた丑三つ小僧は霜月康イエだったということですかね。

康イエが捕まった時、花の都には「丑三つ小僧が捕まった」というニュースが駆け巡っていたようですし…

康イエを捕らえたことをオロチに報告しようとしていた福ロクジュは

「「丑三つ小僧」について少々お耳に…」

「貧乏人共の英雄”丑三つ小僧” 現在「羅刹町牢屋敷」にて身柄を拘束しておりますが……… 実は」

と言っていました。(ワンピース93巻 第941話)

福ロクジュが、このように言っていたわけですから、康イエが丑三つ小僧として捕まったことは間違いあいません。

康イエは、判じ絵の件をオロチ陣営に知られてしまったことをフォローし、反逆の意志を持つ者達の集合場所を変更するためにわざと捕まったのでしょうが…

以前から義賊・丑三つ小僧のことを真似て、第二の丑三つ小僧、もう一人の丑三つ小僧として動いてもいたのかもしれません。

ですから、傳ジロー=狂死郎がオロチ城にいた時に都に現れた丑三つ小僧とは、実は康イエだったということは考えられそうだと思います。

丑三つ小僧を真似る者は康イエ以外にもいた!?

上記の推察のように傳ジロー=狂死郎がオロチ城にいた時に都に現れた丑三つ小僧が康イエだった可能性はかなり高いのではないかと思いますが…

傳ジロー=狂死郎がオロチ城にいた時に都に現れた丑三つ小僧が康イエ以外の誰かだったという可能性も捨てるわけにはいきません。

オロチとカイドウに対する反逆の意志を持つ者達がワノ国にはたくさんいたのですから…

金持ちから盗んだ金を貧乏長屋にまく丑三つ小僧が現れると、彼が生活に困窮している者達の英雄になったのも当然のことだと思います。

ですから、英雄・丑三つ小僧を真似る者が康イエ以外にもいたとしても全く不思議ではありません。

したがって… 狂死郎がオロチ城にいた時に都に現れた丑三つ小僧が、丑三つ小僧を真似た康イエ以外の誰かだったということも考えられると思うのです。

【2020年5月6日】

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