ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究 藤虎と緑牛は世界政府・海軍の敵になる?
ワンピース考察・研究 世界政府と海軍20
藤虎と緑牛は世界政府・海軍の敵になる?
藤虎は世界徴兵されるまで海軍に所属はしていなかった
ドンキホーテ・ドフラミンゴが藤虎イッショウに対して
「フッフッフ!! お前か… 「世界徴兵で海軍大将に特認された”藤虎” 噂はよく聞いてる… ”緑牛”と共に実力は折り紙付きの化け物だとな」
と言っていたことがありました。(ワンピース72巻 第713話)
そして、そのすぐ後に藤虎もまた自分のことを「軍の新参者のあたくし」と言っていました。(ワンピース72巻 第713話)
したがって、藤虎イッショウが、「世界徴兵」によって海軍大将に特認される以前は海軍に所属していなかったことは間違いありません。
緑牛も藤虎と同様、世界徴兵されるまで海軍に所属していなかった!?
また、ドフラミンゴの言葉は「緑牛も藤虎と同様に世界徴兵で海軍に特認された者であり、それまでは海軍に所属していなかった」とも言っているもののようにも解釈できますよね。
そして、『VIVRE CARD~ONE PIECE図鑑』の「0830」のイッショウのカードにも
"青雉"を失った海軍本部の世界徴兵によって、”緑牛”と共に「最高戦力」の座に就いた彼は、世界政府直下の思想に囚われない
という記述がありました。
ですから、やはり緑牛もまた藤虎と同様に世界徴兵で海軍に特認された者であり、それまでは海軍に所属はしていなかったのでしょうね。
藤虎と緑牛は生粋の海兵ではないから…
藤虎は世界政府直下の海軍の一員に成り切っていない!?
藤虎がこれまでに発した言葉には、彼が世界政府直下の組織である海軍の一員に成り切っていないことを感じさせるものがあります。
たとえば
「「世界政府」ってのァ 神かなんかなんですか」(ワンピース75巻 第747話)
「あの凶悪な海賊を”王下七武海”という制度の下… 一国の王と認め この地に君臨させたのは… 紛れもねェ「世界政府」にござんす!!」(ワンピース79巻 第792話)
といったようにです。
これらは世界政府直下の海軍に所属する者の言葉ではなく、世界政府を外から見ている者の言葉のようですよね。
なぜ藤虎は世界徴兵に応じて海軍大将になったのか?
海軍大将となった後も海兵に成り切ることのない藤虎は、なぜ世界徴兵に応じ、海軍大将になったのでしょうか?
「徴兵」というくらいですから「世界徴兵」は拒否することが不可能で、応じる以外の選択肢などなかったということも考えられます。
しかし、そうではなかったとしたら、もしかしたらイッショウは王下七武海の制度を廃止させるために世界徴兵に応じ、大将・藤虎になったのかもしれないですね。
つまりは、以前から王下七武海制度を廃止させるべきだと考えていたイッショウは、世界徴兵をされた際、それに応じ、世界政府直下の海軍の大将になれば、王下七武海制度を廃止させるチャンスを得られると考えたのではないかということです。
藤虎は局面次第で世界政府・海軍の敵になる!?
もしも、上記の推察が的を射ていて、イッショウが海軍大将・藤虎になったのが、本当に王下七武海制度を廃止させるためだったとしたら…
局面次第で藤虎が、いつ世界政府と海軍の敵に回ったとしても全く不思議ではないでしょう。
仮にイッショウが海軍大将・藤虎になったのが王下七武海制度を廃止させるためではなかったとしても、局面によっては彼が世界政府と海軍の敵に回るということはもちろん考えられるわけですが…。
緑牛も局面次第で世界政府・海軍の敵になる!?
この記事を書いている2019年5月の時点では、緑牛がワンピース本編に登場したのは、第905話(ワンピース90巻)の一度だけで、しかも、まだ顔もハッキリと出ておらず、能力もわかっていませんが…
その第905話での藤虎との
「サカズキさんが… アンタを見つけて追ん出せってよ…」(緑牛)
「戦りやすか?」(藤虎)
「らははは 勘弁してよ やだぜ おれァ! 別に会議をぶっ壊そうってんじゃないでしょ?」(緑牛)
といったやりとりから推察して緑牛も藤虎と同様に世界政府や海軍のカラーには染まっていないことは間違いなさそうです。
ですから、緑牛もまた局面次第では世界政府や海軍の敵になるということも十分にあり得そうです。
⇒⇒⇒緑牛・藤虎は革命軍の軍隊長達と本気で戦ったのか?はこちらからどうぞ
続けて『世界政府と海軍21 五老星がコブラを警戒 ネフェルタリ家は裏切り者?』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
※当サイトの内容の無断転載・無断使用を固く禁じます
※当サイト内の画像はAmazonにリンクしています