ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究 海賊以外の犯罪者の懸賞金はいったい誰が決めているのか?
ワンピース考察・研究 世界政府と海軍8
海賊以外の犯罪者の懸賞金は誰が決めているのか?
海賊の懸賞金は海軍で決めているようだが…
ルフィに初めて懸賞金が懸けられた時の様子(ワンピース11巻 第94話~第96話)から判断して、海賊を賞金首にするかどうか、そして、その海賊に懸ける懸賞金をいくらにするかは海軍本部で決定しているようですね。
では、海賊以外の犯罪者が賞金首になる場合、その犯罪者を賞金首にするかどうか、そして、賞金首にする場合に懸賞金をいくらにするかという事は、いったい誰が決めているのでしょうか?
山賊ヒグマの手配書から誰が手配をしているのかは読み取れない
『ONE PIECE』(ワンピース)作品中に一番最初に登場した手配書は海賊のものではなく、山賊ヒグマのものでした。
『ONE PIECE』(ワンピース)の世界では海賊たちの手配書にその海賊を指名手配しているのが海軍である事を示す「MARINE」という文字が入れられています。
では、ヒグマの手配書のこの部分には、どんな文字が入れられていただろうかと思って、第1話(1巻)を改めて調べてみましたが「WANTED」と「8000000」以外は何が書かれているのか読み取れませんでした。
ヒグマに賞金を懸け、彼を手配しているのが誰なのかを手配書から読み取ることはできませんでしたが……もしも、山賊を指名手配しているのが陸軍だとしたら、海賊の手配書では「MARINE」と記されていた部分に山賊の手配書では「ARMY」の文字が入っているのかもしれませんね。
もっとも、『ONE PIECE』(ワンピース)の世界に陸軍が存在しているという確証は、この記事を書いている時点でまだ掴めていませんが。
世界政府が犯罪者に懸賞金を直接懸ける場合もあるのか?
ドラゴンや革命軍の幹部たちには世界政府が懸賞金を懸けている!?
ルフィの父親である革命家モンキー・D・ドラゴンのことをニコ・ロビンは、ルフィに説明を求められた時に
「海賊は… 自分から政府や海軍を襲う事はないけど 今「世界政府」を直接倒そうとしている力があるの それが”革命軍” その頂点に立つ男がドラゴンよ」
「今 世界中の色んな国々でその思想が広がって王国に反乱を招き いくつもの国が倒れている 政府は当然怒り… その黒幕ドラゴンを”世界最悪の犯罪者”としてずっと探し回っているんだけど… 彼は素性の片鱗すら全くつかめない”謎の男”だった」
と話しています。(ワンピース45巻 第432話)
このロビンの言葉のとおりに世界政府がドラゴンのことを”世界最悪の犯罪者”として探し回っていたのだとしたら、当然、ドラゴンを賞金首にして懸賞金を懸けていたはずですよね。
『世界政府直属の軍隊は海軍以外にも存在しているのか?』のページに書かせていただいたように世界政府は、革命軍との戦いを主に陸軍に任せているということも考えられるのではないかと思います。
ただ、仮にそうであったとしても世界政府は、直接自分たちを倒そうとしている敵である革命軍を率いているドラゴンや革命軍の幹部たちは、自分たちで直接懸賞金を懸け、賞金首にして指名手配をしているのではないでしょうか。
もしも、そのとおりだとすれば、ドラゴンや革命軍の幹部たちの手配書には、海賊の手配書の「MARINE」と記されている部分に「WORLD GOVT.」あるいは「WORLD GOVERMENT」と記されているはずですね。
続けて『世界政府と海軍9 世界政府はジュエリー・ボニーの能力で何をしていた?』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
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