ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究 シャンクスはバギーに恨まれている事を自覚しているのか?
ワンピース考察・研究 四皇 シャンクス2
シャンクスはバギーに恨まれている事をわかっているのか?
頂上戦争の戦場でシャンクスはバギーに「おれァてめェに恨みさえある事を忘れんな」と言われていたが…
シャンクスはマリンフォード頂上戦争の戦場で久々に再会したバギーに「久しぶりだな」と言った際に
「ナニが久しぶりだァ!! おれァてめェに恨みさえある事を忘れんな シャンクス!!!」
とバギーに言われていました。(ワンピース59巻 第580話)
しかし……バギーに「おれァてめェに恨みさえある事を忘れんな」と言われていたシャンクスは、忘れるも何も、そもそも自分がバギーに恨まれている事を知らなかったのではないでしょうか?
シャンクスをバギーが恨んでいた理由
バギーはロジャー海賊団の海賊見習いをしていた頃、敵船との戦闘中に手に入れた「海底に沈められた巨万の富を記す地図」をコッソリ自分のものにしていました。
そして、売れば1億ベリーになる悪魔の実のニセ物を作り、それを食べることによって本物の悪魔の実を自分のモノにして、後で売るつもりになっていました。
ところが、シャンクスに話しかけられ、驚いた拍子に本物の悪魔の実を思わず飲み込んでしまい、なおかつ「巨万の富を記す地図」も海の中に落としてしまいました。
そのためにバギーは
●悪魔の実を売って手に入れるはずだった1億ベリーを手に入れ損なった
●カナヅチになり、海底に沈む巨万の富を手に入れられなくなった
といった事が全てシャンクスのせいだと思い、シャンクスを恨んでいます。(ワンピース3巻 第19話)
ですが……もちろんシャンクスは、バギーが悪魔の実を姑息な手段で自分のモノにして売ろうとしていた事も「巨万の富を記す地図」をコッソリ自分のモノにしていた事も全く知りませんでした。
そして、シャンクスがバギーにしたのは、ただ普通に話しかけた事だけです。それなのにバギーが勝手に慌てて悪魔の実を飲みこみ、「巨万の富を記す地図」を海に落としてしまったのです。
ですから、シャンクスはバギーから恨みを買ったことを全く自覚していなかったはずなのです。
バギーがシャンクスに本当のことを話したとは思えない
もしも、シャンクスが自分がバギーに恨まれているという事を知っていたとしたら、それはバギーが
●ロジャー海賊団の者たちを偽って悪魔の実を自分のモノにして、それを売ろうと思っていた
●敵船との戦闘中に手に入れた「巨万の富を記す地図」をコッソリ自分のモノにしていた
という事をシャンクスに話していた場合となるでしょう。
しかし、バギーが、そんな事をシャンクスに話したはずがありませんよね。したがって、シャンクスは自分がバギーに恨まれている事をずっと知らないままだったと思うのです。
ですから、バギーに「おれァてめェに恨みさえある事を忘れんな」と言われても、シャンクスには何のことだかサッパリわからなかったはずなのです。
続けて『四皇 シャンクス3 シャンクスがトキトキの実の能力者とは考えづらい!?』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
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