ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究 新世界の四人の大海賊が四皇と呼ばれるようになったのはいつからだった?
ワンピース考察・研究 四皇1
四皇という呼称はいつできたのか?
四皇はいつから四皇と呼ばれるようになったのか?
『ONE PIECE』(ワンピース)の世界では偉大なる航路(グランドライン)後半の海=新世界に皇帝のように君臨する四人の大海賊たちが「四皇」と呼ばれていますが……四人の大海賊たちが「四皇」と呼ばれるようになったのは、いつ頃からだったのでしょうか
そして、「四皇」はいつも「四皇」だったのでしょうか?
それとも大海賊たちが「三皇」や「五皇」と呼ばれた時も過去にはあったのでしょうか?
考えていってみましょう。
四皇という呼称ができたのは、わりあい最近!?
四皇の一人だった白ひげエドワード・ニューゲートは
●世界最強の海賊(ワンピース25巻 第233話)
●世界最強の男(ワンピース25巻 第234話)
と呼ばれていました。
そして、ガープは、ウォーターセブンでルフィと再会した時にシャンクスのことを話していて
「今や星の数程おる海賊達の中で……かの”白ヒゲ”に並ぶ四人の大海賊の内の一人じゃ ”偉大なる航路”(グランドライン)後半の海にまるで皇帝の様に君臨するそやつらを世に「四皇」と呼ぶ!!!」
と言っていました。(ワンピース45巻 第432話)
ガープのこの言葉は
【世界最強の海賊だった白ひげと肩を並べるほどに勢力を伸ばしてきた海賊が三人いて、白ひげを含めた四人が「四皇」と呼ばれるようになった】
と言っているように解釈できます。
そのとおりだとすれば、「四皇」という言葉(呼称)ができたのは、この十数年以内のことだったということになりそうです。
ルフィと出会った頃のシャンクスはまだ四皇ではなかった!?
白ひげがシャンクスに
「おめェ程の男が”東の海”(イーストブルー)で腕一本落として帰って来た時ァ誰もが驚いたもんだ」
と言っていたことがあります。(ワンピース45巻 第434話)
白ひげほどの男に「おめェ程の男」と言わせ、腕一本失って新世界に帰って来た時には「誰もが驚いた」というくらいですから、東の海(イ-ストブルー)に行き、フーシャ村でルフィと出会うよりも前の時点でシャンクスが新世界で名を知られた海賊になっていたことは間違いありません。
しかし、ガープが、子供時代にシャンクスと会っているルフィに「今や星の数程おる海賊達の中で……かの”白ヒゲ”に並ぶ四人の大海賊の内の一人じゃ」と言っていることからすると、ルフィと出会った頃のシャンクスはまだ「四皇」とは呼ばれていなかったということになると考えるべきでしょう。
そうだとすれば、シャンクスが「四皇」と呼ばれ始めたのは、この12年以内ということになります。
そして、前述した【世界最強の海賊だった白ひげと肩を並べるほどに勢力を伸ばしてきた海賊が三人いて、白ひげを含めた四人が「四皇」と呼ばれるようになった】というガープの言葉への解釈が正しければ
【「四皇」とは、白ひげ、カイドウ、ビッグ・マム、シャンクスの四人に対する呼称として、この12年以内にできたもので、現在では白ひげが黒ひげに入れ替わっている】
ということになりそうです。
そして、「四皇」はずっと「四皇」で「五皇」などになったことはなく、おそらく白ひげが死に、黒ひげが四皇の一人に数えられるようになるまでの間も「三皇」という呼称が使われることはなく、「四皇」という呼称が使われ続けていたのではないでしょうか。
続けて『四皇2 懸賞金 黒ひげは22億超! 四皇で一番高いのは誰?』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
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