ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究 ビッグ・マムの過去によって悪魔の実の真実が一つ明らかになった
ワンピース考察・研究 悪魔の実4
ビッグ・マムの悪魔の実の能力者へのなり方
ソルソルの実の能力は元々はマザー・カルメルのものだった
ビッグ・マムことシャーロット・リンリンは、他者の寿命を削ったり、自分の魂を具現化した存在「化身」を操ったりできる超人(パラミシア)系悪魔の実ソルソルの実の能力者です。
元々、このソルソルの実の能力がマザー・カルメルのものだったことが、ビッグ・マムの過去編である『ONE PIECE』(ワンピース)第867話で明らかになりました。
カルメルがソルソルの実の能力によって「化身」を操り、彼女の能力を知らない者には奇跡が起きたようにしか見えない現象を起こしていたことが描かれていましたからね。
問題はリンリンのソルソルの実の能力者へのなり方
問題は、元々はカルメルのものだったソルソルの実の能力が、いかにしてリンリン(ビッグ・マム)のものになったかですが……どうやらリンリンはカルメルを食べてしまったようですね。
リンリンがカルメルを食べている場面がモロに描かれていたわけではありません。
しかし、リンリンが大好きな甘い甘いバースデーケーキを夢中になって食べまくり、涙で前が見えなくなっても無我夢中で食べ続けるうちに周りにいた子供たちの「うえええ~ん」「ああああああぁ」という叫び声がしだし……リンリンが気づいた時には、カルメルも子供たちも姿を消してしまっていた(ワンピース 第867話)という場面が描かれていたのですから……おそらくカルメルはリンリンによって食べられてしまったのだと思います。
悪魔の実の能力者を食べれば、その能力が得られる!?
ソルソルの実の能力者だったカルメルがリンリンに食べられ、今度はリンリンがソルソルの実の能力者になったとなると
【悪魔の実の能力者が食べられた場合、食べた者が、その悪魔の実の能力を得る】
ということになりそうですね。
ただし、悪魔の実の能力者を殺し、時間が経過してしまえば、能力は能力者から離れ、どこかに悪魔の実が再生するようになるはずですよね。
ですから、悪魔の実の能力者を殺し、時間が経ってから、その死体を食べたところで悪魔の実の能力は得られないはずです。
リンリンは
●生きたままのカルメルを食べてしまった
●死後、ほとんど時間経過しないうちにカルメルの死体を食べた
のどちらかでカルメルのものだったソルソルの実の能力を得たのだと思います。
白ひげの死体に異変はなかった
黒ひげマーシャル・D・ティーチがグラグラの実の能力を奪った後も白ひげエドワード・ニューゲートの死体に外見上は特に異変は起きていなかったように見えました(ワンピース59巻 第577話)
ですから、もしも、死後、間もない悪魔の実の能力者の死体を食べれば、その能力を得られるのだとしても、死体のごくごく一部(能力が宿っているところ?)を食べるだけで目的を達することができるのかもしれません。
もちろん、黒ひげが白ひげの能力を奪った方法は特殊なもので、死後、それほど時間経過していなくても、悪魔の実の能力者の死体を食べても能力を得ることはできないということも考えられます。
その場合、リンリンは、生きたままのカルメルを丸飲みするように食べたからこそカルメルのものだったソルソルの実の能力を得られたということになりそうです。
リンリンはカルメルを食べていない!?
それとも……実はカルメルや子供たちはリンリンに食べられてなどいなくて、リンリンがソルソルの実の能力を得たのは、第867話の時点よりずっと後のことだったということが、いつか明らかになるのでしょうか?
※追記
『ONE PIECE』(ワンピース)第868話でリンリンがカルメル失踪の直後にソルソルの実の能力を使えるようになっていたことが明らかになりました。
やはりリンリンはカルメルと子供たちを食べてしまったのでしょう。
第868話ではカルメルたちの失踪の真実を見たエルバフの戦士から広まった情報によってリンリンが、その名を口にする事もはばかられる程、巨人族から嫌悪されるようになった事も明らかになっていましたからね。
続けて『悪魔の実5 悪魔の実の能力者を丸飲みすれば能力を奪える』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
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