ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究 能力者を丸飲みすれば悪魔の実の能力を奪える しかし実行する者は…
ワンピース考察・研究 悪魔の実5
悪魔の実の能力者を丸飲みすれば能力を奪える
リンリンはマザー・カルメルを丸飲みしていた
リンリンは
●生きたままのカルメルを食べてしまった
●死後、ほとんど時間経過しないうちにカルメルの死体を食べた
のどちらかでカルメルのものだったソルソルの実の能力を得たのだと思います
と書かせていただきましたが、『ONE PIECE』(ワンピース)第867話~第868話の描写から推察して、リンリンはマザー・カルメルを生きたまま丸飲みして食べ、カルメルのものだったソルソルの実の能力を得ていたと考えて間違いなさそうです。
黒ひげは特殊な方法で悪魔の実の能力を奪っている
黒ひげマーシャル・D・ティーチは、白ひげエドワード・ニューゲートの死体を全く(少なくとも見た目には)損傷させずにグラグラの実の能力を奪いました。(ワンピース59巻 第577話)
そして、黒ひげ海賊団は悪魔の実の能力者を殺し、その能力を奪う”能力者狩り”を特殊な術(すべ)を使って行っているようです。(ワンピース66巻 第650話)
黒ひげが白ひげのグラグラの実の能力を奪うことができたのは、ヤミヤミの実の能力があったからこそではないかと推察されます。
また、黒ひげ海賊団が能力者狩りを行えるのも黒ひげのヤミヤミの実の能力があればこそなのかもしれません。
しかし……リンリンのソルソルの実の能力の得方からすると、悪魔の実の能力者を生きたまま丸飲みして食べることができれば、特殊な能力や技術などなくても悪魔の実の能力者の能力を奪えるということになりそうです。
もっとも、特殊な能力や技術は不要であっても、生きたまま悪魔の実の能力者を丸飲みにするなど誰にでもできるわけではありませんけれどもね。
リンリンは巨人族ではなく、普通サイズの人間の子供として生まれたようですが(ワンピース 第866話)それでも普通サイズの人間を丸飲みにできるくらいの巨体だったからこそ無自覚のうちにカルメルを食べ、ソルソルの実の能力者になりました。
ですから、リンリンと同じくらいか、それ以上の巨体の持ち主ならば、悪魔の実の能力者を丸飲みして食べ、その能力を奪うことが可能ということになります。
能力者を丸飲みできる巨体があれば能力を奪うことは可能だが…
巨人族は人間を食べたりしない
悪魔の実の能力者を丸飲みして食べれば、その能力を奪うことが出来ると知っても、それを実行可能な巨人たちは、そんなことをしないのではないでしょうか。
なぜならば、巨人族は、人間を食べることを禁忌(タブー)としているようだからです。
リンリンがカルメルと羊の家の子供たちを食べるところを目撃した(と思われる)エルバフの戦士から広まった情報によって、リンリンが、その名を口にする事もはばかられる程に巨人族から嫌悪される存在になったのですから(ワンピース 第868話)間違いないはずです。
したがって、仮に「悪魔の実の能力者を丸飲みすれば、その能力を自分のものにすることができる」という情報が広まったとしても、それを実践する者は出てこないかもしれません。
続けて『悪魔の実6 悪魔の実の能力についての疑問』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
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