ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究 クロコダイルはかつて海賊団を率いていたのだろうか?
ワンピース考察・研究 クロコダイル2
クロコダイルは海賊団を率いていたのか?
バロックワークスは秘密犯罪会社であり海賊団ではなかったが…
クロコダイルは、かつて海賊団を率いていたことがあったのでしょうか?
ルフィに敗れ、王下七武海の称号を剥奪されるまでクロコダイルは、バロックワークスの社長の座に就いていました。
しかし、バロックワークスは賞金稼ぎ、諜報、暗殺、盗み、などを行いながらアラバスタ王国の乗っ取りを狙っていた秘密犯罪会社であって、海賊団ではありませんでした。
アラバスタ王国を乗っ取り、古代兵器プルトンを手に入れることに力を入れていたクロコダイルが、バロックワークスの社長の座に就きながら、同時に海賊団も率いていたということはあり得ないと思います。
では、クロコダイルは自らの海賊団を率いていたことはなかったのでしょうか?
王下七武海が全員、海賊団を率いていたわけではない
ジュラキュール・ミホーク、バーソロミュー・くま、エドワード・ウィーブルは海賊団を率いたことがない!?
王下七武海の称号を得るほどの海賊だからといって、必ずしも自らの海賊団を率いていたとばかりは限りません。
ジュラキュール・ミホークは一人で海賊行為を行ってはいても海賊団を率いてはいないようです。
バーソロミュー・くまは、かつては海賊として残虐の限りを尽くし、「暴君」の異名をとったとされていますが、海賊団を率いたことがあったかどうかはわかっていません。
エドワード・ウィーブルもあのバカさですし、七武海加盟後も単独(母親であるミス・バッキンと一緒にですが)で暴れ回っているようですので、おそらく海賊団を率いてなどいないでしょう。
ですから、クロコダイルが海賊団を率いたことがなかったとしても特に不思議ではないかもしれません。
銀メダリストの一人と自認するクロコダイル
クロコダイルは、インペルダウンに囚われていた時にエースとジンベエに
「ジンベエ… ”火拳”…!! よォく覚えておけ…!! ”白ひげ”や”ロジャー”に勝てなかっただけで涙をのんだ「銀メダリスト」達は… この海にゃァ ごまんといるんだぜ!!! …クハハハハ」
と言っていました。(ワンピース54巻 第529話)
クロコダイルはロジャーや白ひげという金メダリストには敵わなかった銀メダリストの一人であると自認していたわけですね。
金メダリストであるロジャーはロジャー海賊団を、白ひげは白ひげ海賊団を率いていたわけですから、銀メダリストの一人を自認するクロコダイルもやはり海賊団を率いていたことがあったのでしょうか?
クロコダイルは、マリンフォード頂上戦争の戦場で白ひげが傘下の海賊スクアードに刺された時には
「みっともねェじゃねェか!!! ”白ひげ”ェ!!! おれは そんな”弱ェ男”に敗けたつもりはねェぞ!!!」
と言っています。(ワンピース58巻 第563話)
クロコダイルは一対一の戦いを白ひげに対して挑み、敗けたことがあったのでしょうが……その頃のクロコダイルが海賊団を率いていたのか、そうではないのかはわかりませんね。
バロックワークスのエージャントたちは社長がクロコダイルだという事を知らなかった
バロックワークスの社員たちは、副社長ミス・オールサンデー(ニコ・ロビン)以外は、幹部であるエージェントたちも含めて誰も社長(Mr.0)がクロコダイルだという事を知りませんでした。(ワンピース18巻 第165話)
もしも、クロコダイルが、かつて海賊団を率いていたとしたら、その頃の能力のある部下をバロックワークスに入れていたのではないでしょうか。
しかし、バロックワークスには、そんな社員は全くいなかったようですから……クロコダイルは海賊団を率いたことはなかったのかもしれませんね。
もっとも、アラバスタ王国を乗っ取り、古代兵器プルトンを手に入れる計画を秘密裏に進めるために、クロコダイルがあえて自分が率いていた海賊団の者をバロックワークスには入社させなかったということも考えられなくはありませんが。
続けて『新旧王下七武海 クロコダイルはダグラス・バケットに負けなかった』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
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