なぜカイドウはルフィとキッドを同じ牢に入れたのか? ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究
ワンピース考察・研究 四皇 カイドウ12
なぜカイドウはルフィをキッドと同じ牢に入れたのか?
ルフィとキッドが同じ牢に入れられていたが…
トラファルガー・ローの制止も聞かずに一人でカイドウに立ち向かって行ったルフィは、金棒の一撃=雷鳴八卦で倒されてしまいました。(ワンピース 第923話)
そして、ルフィは牢に入れられてしまいましたが、そこには、ユーキタス・キッドがいました。(ワンピース 第924話)
これを見て、多くのワンピースファンが
●ルフィとキッドは協力して牢から脱出する
●ルフィとキッドは手を組み、一緒にカイドウと戦う
といった今後の展開を予想した事だろうと思います。
まあ、キッドの性格を考えるとルフィと簡単に手を組んだりはしないんじゃないかという気もしなくはありません。
しかし、キッドとしてもいつまでも牢の中にいるわけにはいかないでしょうから、いずれはルフィと手を組むことになるだろうと思います。
というか……同じ牢の中にルフィとキッドを入れておけば、二人が手を組み、牢から脱出しようとするだろうという事は火を見るよりも明らかであり、ハッキリ言って誰にでも予想できますよね。
それにもかかわらずカイドウは、ルフィをキッドと同じ牢に入れさせたわけですが、それは、いったいなぜだったのでしょうかね?
ルフィの心をへし折るためとは考えにくい
ルフィをキッドと同じ牢に入れさせたのは、カイドウが、それがルフィの心をへし折るための有効な手段だと考えたからでしょうか?
いえいえ…それは考えにくいですよね。
キッドは牢に入れられてから随分経つはずなのに彼の心はまだ全く折れていないようなので、そんな彼と同じ牢にルフィを入れたら、ルフィの心が折れるのを早めるどころか逆効果しか得られそうにありませんからね。
だからといって、ルフィとキッドにあえて手を一度組ませておいて、それでもカイドウや百獣海賊団には敵わないと思い知らせ、ルフィとキッドの心をへし折る……なんていう策をとるようなタイプでもカイドウはないでしょうが。
カイドウはルフィとキッドを同じ牢に入れさせるつもりはなかった!?
まさかとは思いますが……カイドウは、ルフィをキッドと同じ牢に入れさせるつもりはなかったなどという事も、もしかしたら考えられるでしょうか?
ルフィを倒した後、酒を飲みなおすために龍の姿になってとっとと飛び立ってしまったカイドウは
「ブチ込んどけ!!」
「心をへし折りゃいい戦力になる!!」
と百獣海賊団の下っ端の者達に指示はしていましたが…
ルフィをキッド同じ牢に入れておけといった指示は特にしていませんでした。
ルフィをキッドと同じ牢に入れた者達をカイドウが叱責するという展開もアリか!?
もしもルフィをキッドと同じ牢に入れたのは百獣海賊団の下っ端の者達の判断によるものでカイドウが意図したことではなかったとしたら…
ルフィとキッドが手を組み、二人が逃げ出した後、ルフィをキッドと同じ牢に入れた下っ端がカイドウから
「馬鹿!! なぜ小僧達を同じ牢になんか入れたんだ!!!」
と叱責され、半殺しにされる……なんていう展開があるのかもしれませんね。
続けて『四皇カイドウ13 カイドウの鬼ヶ島の屋敷図の管理の杜撰さに思う事』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
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