ワノ国が「黄金の国」と世界に認識されていた事を考察

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大昔に世界から「黄金の国」と認識されていたワノ国

ワンピース第937話で牛鬼丸(ぎゅうきまる)は、ゾロと戦いながら、剣豪リューマとその愛刀・秋水について語っていましたが、その際に

「ー大昔 ワノ国が「黄金の国」と… 世界に認識されていた頃」

とリューマが生きていた時代のことを言っていました。

このことによってワノ国が、大昔(=剣豪リューマが生きていた時代・数百年前)に世界中から「黄金の国」と思われていたことがわかりました。

「黄金の国」と思われ海賊からも世界貴族からも狙われていたワノ国

「黄金の国」と思われていたがために、リューマが生きていた頃、ワノ国には

■黄金を欲する海賊達

■ワノ国を支配しようとする世界の貴族共

が攻め入ったようですが…

剣豪リューマは、それらの敵をことごとく退け、「ワノ国に侍あり」と世界に言わしめたようです。(ワンピース 第937話)

では、世界中から「黄金の国」と思われていたワノ国には実際にそれだけの黄金があったのでしょうか?

そして、もしも本当に数百年前のリューマが生きていた時代のワノ国に多くの黄金があったのだとしたら、現在のワノ国にもその黄金があるのでしょうか?

ワノ国は本当に「黄金の国」だったのか?

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「黄金の国」と思われていたジパング(日本)には実際に大量の黄金があったわけではなかった!

現実世界の日本も大昔(中世~近世)のヨーロッパの人々に「黄金の国」と思われていたことがありました。

実際には大量の金が採掘されるわけでも大量の金を保有しているわけでもなかった日本がヨーロッパの人々から「黄金の国」と思われていたのは、商人マルコ・ポーロの口述をまとめた旅行記『東方見聞録』に日本のことが「黄金の国ジパング」と記されていたためなんですよね。

『東方見聞録』にはジパングのことが大量の金が採掘され、王の宮殿は黄金でできていると書かれていましたが…

これは、中尊寺金色堂のことなどがかなり誇張されて当時の中国などに伝わっていたためのようです。

「黄金の国」と思われていたワノ国が本当に「黄金の国」だったとは限らない!?

現実世界の日本がヨーロッパの人々から「黄金の国ジパング」と思われていながら、実際には「黄金の国」と言われるほどに金が採掘されるわけでも大量の黄金を保有しているわけでもなかったわけですから…

ワノ国が「黄金の国」と世界中から思われていたからといって、実際にはワノ国が「黄金の国」ではなかったということも考えられるのではないかと思います。

もちろんワノ国のモデルになっているのが日本で、その日本が「黄金の国」ではなかったからといってワノ国のことも「黄金の国」ではなかったと決めつけることはできませんが。

世界中から「黄金の国」と思われたワノ国は、実際にも「黄金の国」だったのかもしれませんからね。

牛鬼丸は「黄金の国」と世界に認識されていたと言っている

現在のワノ国の様相からは、とてもワノ国が「黄金の国」であるようには思えませんが、ワノ国には「黄金の国」だった時代がかつてあったということも考えられると思いますが…

その場合、牛鬼丸が、ワノ国が「黄金の国」であった時代のことを

「ワノ国が「黄金の国」であった頃」

と言いそうな気がするんですよね。

しかし、実際には牛鬼丸は

「ー大昔 ワノ国が「黄金の国」と… 世界に認識されていた頃」

と言っていました。

これは、ワノ国は、何らかの理由で世界中から「黄金の国」と認識されていたが、実際には「黄金の国」ではなかったからではないかとも考えられるのではないかと思うのですが…

実際のところは、どうなのでしょうかね?

かつてワノ国が「黄金の国」と認識されていたと第937話で明かされたことが重要な意味を持っていることだけは間違いないと思いますが…

実際にワノ国が「黄金の国」だったのか(あるいは現在も実は「黄金の国」であり続けているのか)は、現時点ではまだ判断できませんね。

【2019年3月26日】

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