世界の秘密・世界の全てを知った者はどれだけいるのか? ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究
ワンピース考察・研究 作品世界考察
世界の秘密・世界の全てを知った者はどれだけいる?
光月おでんは世界の秘密を知っていたようだが…
ワンピースでは現在、ワノ国編の物語が進行中ですが-
ワノ国編の物語は、「光月おでんの仇討ち」という要素を持っていますよね。
で、その光月おでんのことを彼の家臣であった錦えもんは
「「海賊王」ゴール・ディー・ロジャーと共に最後の島「ラフテル」に辿り着き!! 世界の秘密を知ったお方でござる!!!」
と言っていました。(ワンピース82巻 第818話)
この錦えもんの言葉を素直に信じれば、光月おでんは「世界の秘密を知った者」の一人だったということになるわけですが…
では、「世界の秘密を知った者」は、他にどれだけいるのでしょうか?
レイリーは「歴史の全てを知った」と言っていた
シャボンディ諸島のシャッキーの酒場でニコ・ロビンに
「…あなた達は900年前に始まる”空白の100年”に世界に何が起きたのかを知ってるの!?」
と訊かれた際に
「……………… …ああ知っている 我々は… 歴史の全てを知った…」
「キミ達に今ここで… 歴史の全てを話しても 今のキミらには… 何もできやしない…!!」
と言っていました。(ワンピース52巻 第507話)
この時にレイリーが言っていた「歴史の全て」というのは、「空白の100年に世界に何が起きたのか」ということですよね。
「世界の秘密」=「歴史の全て」なのか?
では、錦えもんの言う「世界の秘密」とはレイリーの言う「歴史の全て」のことなのでしょうか?
そうなのかもしれませんが… そうではない可能性もあると思います。
レイリーは、ロビンの問いに応じて話していた時にさらに続けて
「ーそれでも聞きたいと言うならば この世界の全てを今 話そう」
とも言っていましたが…(ワンピース52巻 第507話)
この「世界の全て」というのは錦えもんの言う「世界の秘密」と同じことを指しているのだと思います。
そして、「世界の秘密」「世界の全て」とは「歴史の全て」のことなのかもしれませんが…
「歴史の全て」+「非常に重大な何か」が「世界の秘密」「世界の全て」とも考えられると思うのです。
つまり、「世界の秘密」「世界の全て」には「歴史の全て」も入っているが、それだけではなく、その他の「非常に重大な何か」も含めたものという可能性もありそうだということです。
クロッカスも「全てを知る者の一人」
錦えもんは、光月おでんが秘密を背負わせないために自分達家臣には「世界の秘密」を教えなかったことを明かしていました。(ワンピース82巻 第819話)
そして、ネコマムシが、ロジャーの船に光月おでんとともに乗っていた自分とイヌアラシもラフテルには同行していないと明かしていましたが…
イヌアラシが
「クロッカスも海賊王の船員(クルー)-全てを知る者の一人だ」
と言っていました。(ワンピース82巻 第820話)
クロッカスは、麦わらの一味の者達に
「『ラフテル』”偉大なる航路”(グランドライン)の最終地点であり 歴史上にもその島を確認したのは海賊王の一団だけだ 伝説の島なのだ」
と語った後、ウソップから「じゃ…そこにあんのか!? ”ひとつなぎの大秘宝”(ワンピース)は!!!」と訊かれると
「さァな その説が最も有力だが誰もそこにたどり着けずにいる」
と言っていました。(ワンピース12巻 第105話)
このクロッカスの言葉は、ロジャー達がラフテルを確認はしたが上陸はできなかったと言っているもののようにも解釈できましたが-
錦えもんの「「ラフテル」に辿り着き」という言葉は、必ずしも「ラフテルに上陸し」という意味ではなかったという可能性もありそうです。
ですから、ロジャー達がラフテルに上陸したのかしていないのかはわかりかねますが…
ロジャー達が「世界の秘密」「世界の全て」を知ったことは確かであり…
クロッカスが、ロジャーと一緒に「世界の秘密」「世界の全て」を知った者の一人であることは間違いなさそうです。
世界の秘密・世界の全て 誰が知っている? 誰は知らない?
ロジャー海賊団全員が「世界の秘密」「世界の全て」を知ったわけではない
ロジャー、レイリー、おでん、クロッカスが「世界の秘密」「世界の全て」を知ったことは確かでしょうが…
ロジャー海賊団の者達、ロジャーの船に乗っていた者達全員が、ロジャーと一緒にラフテルに辿り着き「世界の秘密」「世界の全て」を知ったわけではなさそうです。
ネコマムシが自分とイヌアラシがラフテルに同行していないと明かしていましたが…(ワンピース82巻 第820話)
もしも、ロジャー海賊団の者達、ロジャーの船に乗っていた者達全員がラフテルに同行していたのなら、イヌアラシとネコマムシも当然ラフテルに同行していたはずですからね。
ですから、シャンクスやバギーも「世界の秘密」「世界の全て」を知ったのかどうかはわかりかねますが…
■シャンクスがマリージョアを訪れ、五老星と会ったりできるのは、彼が「世界の秘密」「世界の全て」を知っているためかもしれない
■ロジャーのものだった麦わら帽子をシャンクスがかぶるようになっていたのは、シャンクスがロジャーに特別に目をかけられていたためと推察できる
などのことを考えるとシャンクスが「世界の秘密」「世界の全て」を知っている可能性は相当高いようには思えます。
五老星以外の天竜人は「世界の秘密」「世界の全て」を知っているのか?
では、ロジャー海賊団の者達、ロジャーに同行した者以外で「世界の秘密」「世界の全て」を知っているのは誰でしょうか?
表向きは世界最高の権力者ということになっている五老星、そして、その五老星よりも上の地位にあるらしいイムは、間違いなく「世界の秘密」「世界の全て」を知っているでしょうが…
おそらく五老星以外の天竜人は、「世界の秘密」「世界の全て」を知ってはいないのでしょうね。
愚劣な天竜人達が「世界の秘密」「世界の全て」を知っていたら、愚かな彼らは、すぐにその内容を話してしまい、「秘密」が「秘密」でなくなってしまいそうですから。
もっとも、愚劣な天竜人達も「世界の秘密」「世界の全て」を知っていて、彼らが「秘密」を漏らさないようにイムや五老星が常に目を光らせているということも考えられなくはありませんが…。
センゴクは「世界の秘密」「世界の全て」を知っているのか?
白ひげの死に際の
「センゴク… お前達「世界政府」は… いつか来る…その世界中を巻き込む程の”巨大な戦い”を恐れている!!!」
「興味はねェが… あの宝を誰かが見つけた時…… 世界はひっくり返るのさ……!!」
「”ひとつなぎの大秘宝”(ワンピース)は実在する!!!」
という言葉を聞いた時に見せたセンゴクの表情は、彼が「世界の秘密」「世界の全て」を知っているのかもしれないと思わせるものでした。(ワンピース59巻 第576話)
もしも、センゴクが「世界の秘密」「世界の謎」を知っているのだとしたら-
センゴクの次に海軍元帥の座に就いたサカズキ、そして、かつての海軍本部元帥で現在は世界政府全軍総帥となっているコングも「世界の秘密」「世界の謎」を知っているということになりそうです。
⇒⇒⇒なぜロジャーは世界をひっくり返せなかったのか?はこちらから
⇒⇒⇒ワノ国編第二幕と第三幕の間で何が描かれる?はこちらから
⇒⇒⇒ルフィ・光月側の戦力充実とカイドウ側の戦力不足はこちらから
続けて『作品世界考察 ONE PIECE STAMPEDEのルフィ懸賞金』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
※当サイトの内容の無断転載・無断使用を固く禁じます
※当サイト内の画像はAmazonにリンクしています