手錠をはずさず虚ろな表情をしていたキッド ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究
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手錠をはずさず虚ろな表情をしていたキッド
キッドが手錠もはずさず虚ろな表情をしていた事が気になる!
ワンピース949話でユースタス・キッドが「心ここにあらず」という感じの虚ろな表情をしていましたね!
雷ぞうが
「使え!! ルフィ殿の友人!! どれかが当たる筈!!」
と言いながら、キッドの目の前に手錠の鍵を放り投げても…
キッドは、その鍵を使って手錠をはずそうともせずに虚ろな表情でルフィ達がカイドウ配下の者達と戦っているのを見ているだけでした!
キッドが虚ろな表情をしたままで手錠をはずそうとしなかったのは…
カイドウに立ち向かいボコボコにされても心は折られることなく
「覚えてろ…カイドウ…!!!」(ワンピース92巻 第924話)
「そしてこれから!! カイドウを討ち名を上げるのがおれだ」(ワンピース92巻 第928話)
と言っていたキッドが、そのまま不屈の闘志を持ち続けていたら…
すぐにでも手錠をはずし、カイドウ配下の者達と戦い始めたのではないかと思えるんですよね!
しかし、実際にはキッドはそうしなかったわけですが…
それはキッドの心が折られ、不屈の闘志がなくなってしまったためだったのでしょうか?
キッドが虚ろな表情をしたまま手錠をはずさなかった理由
手錠もはずさず虚ろな表情をしていたキッドだが心は折れていない!?
鍵が目の前にあっても手錠をはずそうともせずに虚ろな表情をしていたキッドを見ていると彼の心が折られてしまったのではないかと考えたくもなりますよね。
ですが、949話ですぐにキッドが手錠をはずそうとしなかったことについては
■ルフィの仲間に「ルフィ殿の友人」と思われて渡された鍵を使って手錠をはずすことはキッドのプライドが許さなかった
■相棒キラーがなぜ変わり果ててしまったのか、キッド海賊団の者達がどうなったのかに考えを巡らせていた
■自分をボコボコにしたカイドウ、キラーを変わり果てた姿にしてしまった者(オロチ? カイドウ?)に対する闘志は失っていないが、目の前にいる雑魚達と戦う気分ではなかった
■雑魚達ではルフィ達を倒せないことは読めていたので、ルフィ達が雑魚達を倒した後、自分はどう動くべきかを考えることに集中していた
などの解釈も可能だと思います。
ですから、949話で手錠をはずそうともせずに虚ろな表情をしていたからといって、キッドが心を折られてしまったと決めつけることはまだできないはずです。
仮にキッドの心が折られかけていたとしても…
とはいえ… 949話でキッドが虚ろな表情をしたまま、自分の手錠をはずそうともしていなかったのは、やはり心が折られてしまったからということも考えられなくはありません。
もしも、心を折られていたとしたら…
自らがボコボコにされた時にカイドウに最強生物ぶりと自分との力の差を見せつけられても心を折られることはなかったキッドですが…
相棒キラーが変わり果てた姿にされたことが、よほどショックだったということになりますかね!?
で、仮にキッドが心を折られてしまっていたのだとしても… 心を折られたままキッドがフェードアウトしてしまうということは絶対にないでしょうが…。
キッドはこれからどう動く?
キッドの今後の動きとして考えられるのは
■キッド海賊団の者達を探す(カイドウかオロチにキッド海賊団の者達が囚われていた場合、戦って彼らを取り返す)
■キラーを元に戻す方法を探る
■カイドウを倒すためにルフィや光月の者達と手を結ぶ(忍者海賊ミンク侍同盟に加わる可能性もアリ?)
などといったところになってきますかね。
やるべきことがあるキッドは、いつまでも虚ろな表情をしているわけにはいかないはずですし…
仮に心を折られていたとしても、いつまでも折られっぱなしでいるわけにもいかないはずですね!
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