オロチがビビリなのは復讐者の恐さを知ってるから? ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究
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オロチがビビリなのは復讐者の恐さを知ってるから?
オロチがビビリなのは復讐者の恐さを知ってるから? 目次
赤鞘の侍達の復讐にビビリまくっているオロチ
光月おでんの処刑後、彼の家臣達が逃走し、その行方がわからなくなってしまうと…
オロチは、ガタガタと体を震わせながら
「震えが止まらねェんだよ!!!」
「光月家の侍達の骨を持って来いよ!! なぜ見つからねェ!!?」
と言っていました。(ワンピース96巻 第973話)
そして、鬼ヶ島にやって来たカン十郎によって、自分が打った手が功を奏することなく…
赤鞘の侍達が、まだ生きていると知ってしまったオロチの体は、またガタガタと震えていました。
百獣海賊団の者達もも自らの配下の者達も揃っている鬼ヶ島にいながら、ビビリまくっているオロチの姿は、滑稽にも見えてしまいますが…
オロチが、赤鞘の侍達を恐れ、ビビリまくっているのは、彼自身が復讐者であるため、誰よりも復讐者の恐さを知っているからなのではないでしょうか?
復讐者の恐さをオロチは誰よりもよく知っている!?
復讐者だったオロチ
自分を討つために城に乗り込んできた光月おでんにオロチは
「いいか おれにとっては この国の奴ら全員が!! 「黒炭家」を虐げた罪人達だ!! 皆 いつ死んでくれても構わねェ!!」
「おれが「将軍」の座についたのは!! この国を滅ぼす為だ!!! 復讐する為だ!!!」
と宣言した後…
■祖父が罪を犯した後、黒炭一族は、見ず知らずの正義の味方に追い回され、殴られ、川へ投げこまれ、亡き者にされた
■罪を犯した本人は亡き者となっても、「黒炭」の名がつく者は、子供でも罪人として扱われた
と話した後で
「だから ワノ国の奴らは全員 復讐されて然るべきなんだ お前らの身から出たサビだ!!!」
と言っていました。(ワンピース96巻 第971話)
黒炭の名を持ち、生まれたためにオロチが苦しい暮しを強いられていたことはわかっていましたが…(ワンピース96巻 第965話)
オロチが、復讐者であったということが、この時の言葉でハッキリとわかりました。
オロチが、ワノ国の人々を虐げ、苦しめているのは、彼にとって、ワノ国の住人全員が復讐対象だったためだったのですね!
オロチは自分が復讐者だから、復讐者の恐さを誰よりも理解している!?
自らが復讐者であったオロチは、光月おでんを処刑したことによって…
赤鞘の侍達という復讐者の復讐対象に今度は自分が、なってしまいました。
オロチは、自分自身が復讐者であるために
■復讐を誓った心が、いかに凄まじいエネルギーを生み出すか
■復讐者の執念が、どれほど恐ろしいものか
ということをよく知っているはずです。
そんなオロチが、皮肉なことに赤鞘の侍達という復讐者の復讐対象になってしまったわけですから…
オロチが、ビビリまくってしまうのも無理はないことなのかもしれませんね。
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