将軍オロチが天竜人・海軍を恐れず光月・赤鞘を恐れるのはなぜ? ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究
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将軍オロチは天竜人・海軍より光月・赤鞘が恐ろしい!?
将軍・黒炭オロチは天竜人も海軍も恐れていない
将軍・黒炭オロチは、オロチ城にやって来たCP-0に対し、次はDr.ベガパンクを連れて来いと無理なことを言い、不可能だと言われると、いきなり発砲し
「可能か不可能かは聞いておらん 天竜人? 海軍? 我々がそれを恐れてもいない事くらいわかるよな」
と言っています。(ワンピース 第929話)
これによって、オロチが天竜人も海軍も恐れていないということがわかりました。
さらにオロチは、この時に続けて
「お前達が束になっても我が国は落とせぬ」
「ワシのバックにはカイドウがついておるのじゃ!!!」
とも言っていました(ワンピース 第929話)。
これによって、オロチが天竜人も海軍も恐れないほど強気になれる(調子に乗れる)のは、バックにカイドウがついているからだということもわかりました。
まあ、オロチがハッキリ言わなかったとしても、彼が強気になれる(調子に乗れる)のが、カイドウがバックにいるからだというのはバレバレでしたけれどもね。
カイドウがバックにいても光月・赤鞘は恐れる将軍・黒炭オロチ
しかし、天竜人や海軍のことは恐れていないオロチが、なぜか光月のこと、赤鞘九人男のことは恐れまくっているんですよね!
オロチが光月・赤鞘九人男のことを恐れていることは、居眠り狂死郎が初登場した時に
■光月トキが息絶える前に遺した言葉をオロチは
「20年後の月夜にこの恨み晴らすべく 九人の侍達が化けて出て貴様を殺し…!! ワノ国を開国する」
という意味だと読み解き、20年後の今年、光月の亡霊達が己を殺しに来るのではないかと恐れている
と語っていたことによってわかりました。(ワンピース91巻 第921話)
そして、オロチ城で行われた宴会の席ではオロチ自身が
■光月おでんが死んで20年目だが、おでんの意志は生きている
■赤鞘九人男は復活し、着々とオロチの首を取る準備を進めている
■おでんの息子・モモの助は生きていて光月家の血は絶えておらず、彼らは光月家の復興を狙っていて、カイドウの首も取るつもり
などのことを語っていました。(ワンピース 第932話)
天竜人や海軍のことは恐れていないオロチが、カイドウがバックについているにもかかわらず光月のこと、赤鞘九人男のことをそこまで恐れてるのは、なぜなのでしょうか?
将軍オロチが天竜人・海軍を恐れず光月・赤鞘を恐れる理由
オロチが光月・赤鞘を恐れる理由① 天竜人・海軍の恐ろしさは知らない
オロチは、光月家・赤鞘九人男のことを実によく知っているようで宴会の席で
「おでんが家来「赤鞘九人男」の規格外の強さを憶えておるか!!?」
「そのリーダー格錦えもんは頭の切れる男だ!!」
と語っています。(ワンピース 第932話)
もしかしたら、オロチは、光月・赤鞘のことはよく知っているからこそ恐れ、天竜人や海軍のことはよく知らないから恐れていないのかもしれませんね。
オロチが光月・赤鞘を恐れる理由② 天竜人・海軍と違い、光月・赤鞘はカイドウがバックにいても…
オロチは、天竜人や海軍は、カイドウがバックにいる限りワノ国に対して手出しはできないはずだと信じ込んでいて…
その一方で、光月・赤鞘はカイドウがバックにいてもなお自分を狙ってくると思い込んでいるのかもしれませんね。
オロチは実は天竜人・海軍も恐れている!?
オロチ城にやって来たCP-0に対して
「天竜人? 海軍? 我々がそれを恐れてもいない事くらいわかるよな」
と言っていたオロチですが(ワンピース 第929話)……
実は、あれはハッタリをきかせたオロチ流の交渉術であり、本当に天竜人や海軍のことを恐れていないわけではない……などということも考えられないでしょうかね?
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●『黒炭オロチはバカ殿? 弱い? カイドウの威を借る愚者?』
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続けて『作品世界考察 狂死郎が光月日和を育て花魁・小紫にした!?』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
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