ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究 ワノ国と取り引きをしているのは五老星? イム?
ワンピース考察・研究 世界政府と海軍19
ワノ国と取り引きをしているのは五老星? イム?
ワノ国で黒炭オロチと交渉していたCP-0
ワンピース929話ではワノ国のオロチ城で将軍・黒炭オロチとCPー0が交渉をしているところが描かれていました。
サイファーポールは世界政府の諜報機関ですが、その最上級機関(ワンピース71巻 第705話)であるCP-0は、天竜人=世界貴族の直属となっています。(ワンピース72巻 第712話)
そのCPー0が、鎖国国家であり、世界政府に未加盟のワノ国に乗り込み、黒炭オロチと交渉を行っていたわけですから、天竜人=世界貴族が、ワノ国と取り引きを行っていると考えていいのではないでしょうか。
CP-0を動かしているのは五老星? イム?
とはいえ、常に愚行を続けている天竜人達が、世界政府・海軍の戦力を整えるために必要な影(闇)での取り引きのような実務を仕切っているとは考えにくいですよね。
となると、CP-0の者達を動かし、ワノ国との取り引きを仕切り、世界政府・海軍の戦力を整えている者は誰でしょうか?
天竜人の最高位であり、表向きは世界政府の最高権力者ということになっている(ワンピース90巻 第907話)五老星達でしょうか?
それとも、その五老星よりも更に上の地位にあるらしく、五老星から「イム様」と呼ばれていた(ワンピース90巻 第908話)イムでしょうか?
ワノ国にCP-0を送ったのは五老星? イム?
ワノ国との取引を仕切っているのは五老星?
五老星がこれまでに
■シャンクスが白ひげに使者を送ったという報告を聞いても静観することにし、クロコダイルの後任となる王下七武海の選定の方が急務と判断していた(ワンピース25巻 第233話)
■古代兵器プルトンの設計図を手に入れ、建造したプルトンを世界政府で所持しようというCP5主官時代のスパンダムの提案を聞き入れ、その件をスパンダムに一任した(ワンピース37巻 第355話)
■オハラの考古学者達が、空白の100年の謎に迫りすぎたことを知り、秘密を知りすぎた者達を誰一人逃さず抹殺するように命じた(ワンピース41巻 第395話)
■マリンフォード頂上戦争後の世界情勢について語り合っていた(ワンピース60巻 第594話)
■ドンキホーテ・ドフラミンゴの王下七武海脱退を巡る誤報(情報操作)の件で海軍本部元帥サカズキに文句を言われていた(ワンピース79巻 第793話)
■マリージョアにやって来たシャンクスとバンゲア城の権力の間で会っていた(ワンピース90巻 第907話)
■「歴史より消すべき”灯”がまたお決まりでしょうか? 然らばその者の名を!!」とイムに伺いを立てていた(ワンピース90巻 第908話)
などなどしてきたことから考えて、世界政府を運営する実務を最も高い位置で行っているのは、彼ら五老星だと思われます。
ならば、これまではドンキホーテ・ドフラミンゴを隠れ蓑にして、そして、ドフラミンゴを失ってからは、CP-0を動かし、ワノ国と取り引きを行い、世界政府・海軍の戦力を整えようとしているのも五老星なのではないでしょうか。
ワノ国との取引を仕切っているのはイム?
上記のように五老星が世界政府を運営する実務を最も高い位置で行っていると思われるのに対し、イムは、その五老星よりも更に高い位置で世界の運命を左右するような重大な意思決定を行っているように思われます。
ですから、CP-0に直接指示を出し、動かしているのは五老星だったとしても、ワノ国と取り引きをすることを決定したのは、イムということもまた十分に考えられそうです。
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