ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究 海軍は基礎戦闘能力の高い者から海兵に悪魔の実を食べさせている!?
ワンピース考察・研究 世界政府と海軍7
海軍は優秀な海兵に悪魔の実を食べさせている!?
青雉、赤犬、黄猿が揃って自然(ロギア)系の強大な悪魔の実を食べていたのが偶然とは思えない
海軍では強力な戦闘能力を有するようになった海兵、あるいは、将来、強力な戦闘能力を有するように成長できる資質を持った海兵に悪魔の実を食べさせているのではないでしょうか?
センゴクが元帥の座を降りる以前の3人の大将たち=青雉クザン、赤犬サカズキ、黄猿ボルサリーノは3人とも自然(ロギア)系の強大な悪魔の実の能力者でしたが……彼らは強大な悪魔の実の能力者だったから大将になったというわけではないでしょう。
彼ら3人が、強大な覇気を有していて、悪魔の実の能力抜きでも十分に強いことは間違いありませんからね。
基礎戦闘能力が非常に高い3人が、揃って強大な自然(ロギア)系の悪魔の実を食べたのが偶然だったとは思えません。やはり海軍は、これと見込んだ海兵に悪魔の実を食べさせていると考えた方が納得できますね。
CP9司令長官だった頃のスパンダムの言葉
CP9の司令長官だった頃のスパンダムは、カクとカリファに悪魔の実を食べさせようとしていた時にジャブラとの間で
「…しかし長官っ!! ”悪魔の実”二つもよく手に入ったな!!! 一体どこで…!!!」(ジャブラ)
「-色んなコネがあんのさ おれには…」(スパンダム)
といったやりとりをしています。(ワンピース40巻 第385話)
世界政府直下の暗躍諜報機関の司令長官だったスパンダムは、どうやら色んなコネを持っていて、そのコネを利用して悪魔の実を手に入れていたようですね。
ならば、世界政府直属の軍隊である海軍もまた悪魔の実を手に入れ、基礎戦闘能力の高い海兵から優先して悪魔の実を与えていくシステムが確立されていたとしても不思議ではありませんね。
ほとんどの悪魔の実は何の実かわからないはずだが…
強大な能力の実と判明している悪魔の実は基礎戦闘能力の高い海兵に食べさせている!?
カクとカリファに悪魔の実を食べさせる前、スパンダムは、その悪魔の実が何の実かということを把握してはいませんでした。(ワンピース40巻 第385話)
ジャンプ・コミックス『ONE PIECE』(ワンピース)45巻188ページのSBSで尾田先生が「悪魔の実の図鑑」には全ての悪魔の実の名前と能力が書かれているが、実の形まで判明しているものは少ないということを明かしておられますので、スパンダムが自分が手に入れた悪魔の実が何の実なのかを把握していなかったのは無理のないことです。
基本的には海軍でも大概は何の悪魔の実かは不明のまま海兵に悪魔の実を食べさせているのでしょう。
しかし……青雉クザンがヒエヒエの実、赤犬サカズキがマグマグの実、黄猿ボルサリーノがピカピカの実と揃って強大な自然(ロギア)系悪魔の実を食べたのが偶然だったとは思えませんよね。
海軍は、彼ら3人には、それがヒエヒエの実、マグマグの実、ピカピカの実だとわかった上でそれぞれの実を与えていたのではないでしょうか。
少数ながら実の形が判明している悪魔の実もあるわけですから、そうだったとしても不思議ではないはずです。
ガープは悪魔の実を食べるのを拒んだ!?
ルフィの祖父であるガープの戦闘能力が海軍の中でもトップクラスであることは間違いないでしょう。
しかし、ガープは悪魔の実の能力者ではないわけですが、これは彼が悪魔の実を食べ、能力者になることを拒んだためだったのではないでしょうか?
もしも、そのとおりだとすれば、ガープが悪魔の実を食べることを拒んだ理由としては
●覇気の強さを含めた自分の戦闘能力に絶対の自信を持っていた
●「海兵がカナヅチになどなれるか」と思っている
●「悪魔の力など借りて強くなりとうないわい」と思っている
といったことが考えられますね。
続けて『世界政府と海軍8 海賊以外の犯罪者の懸賞金は誰が決めているのか?』をご覧ください
『ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから
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