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王下七武海は補充されるのか?

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ドフラミンゴとローが称号を失ってから七武海の座は二つ空いたまま

ドンキホーテ・ドフラミンゴとトラファルガー・ローが王下七武海の称号を失って以降、七武海には二人分の欠員が生じたままになっているはずです。

では、この七武海の二つの空席は、遠からぬうちに埋められることになるのでしょうか?

王下七武海の座に過去に空席が生じた時には…

クロコダイルが七武海の称号を剥奪された時

五老星たちは

「クロコダイルの後任を急がねば 穴一つとて甘く見るな」

「”三大勢力”の陣営崩壊は世界に直接ヒビを入れる 保たねばならん」

と話していました。(ワンピース25巻 第233話)

そして、元帥センゴクをはじめとする海軍本部の者たちと七武海の者たち(出席者はドフラミンゴ、くま、ミホークの3人)を集めて、欠員をどう埋めるかを話し合うための集会がマリージョアで行われていました。(ワンピース25巻 第234話)

頂上戦争後、七武海に三つの空席が生じた時

五老星たちが

「”三大勢力の均衡などもはや目も当てられん ”七武海”に空いた三つの席をどう埋めるか」

「"新世界"の動きを少し待つべきだ 海賊達の中での勢力図も変わってくる筈 より影響力のある人材を選出せねば」

と話していました、(ワンピース60巻 第594話)

埋めても埋めても次々に生じる七武海の空席を現在も世界政府は埋めようとしているのでしょうか?

七武海の存在に価値を感じていれば埋めようとしているはずだが…

世界政府が、七武海の存在に価値・意義があると考えていれば、当然、空席を埋めようとしているはずですよね。

問題は世界政府が、七武海の存在に価値・意義があると考え続けているかどうかということです。

世界政府は七武海に

①他の海賊たちへの抑止力

②四皇の進撃を食い止めるための戦力

を期待してきたはずです。しかし、①はともかくとして②の方で七武海が世界政府の期待どおりに機能していたかというと大いに疑問ありです。

白ひげに心酔していたジンベエ、カイドウ率いる百獣海賊団の戦力をアップさせていたドフラミンゴ

なにしろジンベエは白ひげに心酔していて、ついには白ひげ海賊団と戦うことを拒否して、七武海を辞めることになってしまいましたからね。

そして、ドフラミンゴに至っては四皇を食い止めるどころか、SMILEを供給することによってカイドウ率いる百獣海賊団の戦力をアップさせていました。

したがって、世界政府が七武海の価値・意義に疑問を持ったとしても不思議ではないと思います。

『ONE PIECE』の物語が新たな七武海を必要としているか?

ゾロが戦いを挑んだ時のジュラキュール・ミホークは途轍もなく強く感じました。そして、そのミホークが王下七武海の一員だと知った時には、七武海とはどれだけ凄い海賊たちなのかと思ったものです。

そして、クロコダイルやゲッコー・モリアは、ルフィと麦わらの一味の前に大きな壁として立ちはだかりました。

しかし、その後、ルフィが目覚ましい成長を遂げたこと、四皇とその配下の海賊とルフィが戦うようになったことによって、『ONE PIECE』(ワンピース)ファンから見た七武海の相対的な地位は確実に低下してしまいました。

そして、『ONE PIECE』(ワンピース)作品内では四皇カイドウが

「かわいそうなジョーカー…!! ひとえにてめェが弱ェせいだが…」(ドフラミンゴがルフィたちに敗れたことを受けて)

「”七武海”を消したくれェで粋がってるガキ共……」(ドフラミンゴを倒したルフィとローのことを)

などと言っているのです。(ワンピース82巻 第824話)

七武海や七武海を倒した者たちのことをそんなふうに言っている者に主人公ルフィが挑むところまで進展した『ONE PIECE』(ワンピース)の物語が、新たな七武海を必要としているのかというと……ちょっと疑問ですよね。

世界政府から価値・意義に疑問を持たれた可能性大で、なおかつ『ONE PIECE』(ワンピース)の物語が必要としているかどうかも疑問となってくると……もしかしたら、このまま七武海の空席は埋まらないのかもしれませんね。


※もちろん藤虎イッショウ、スモーカーなど世界政府サイドに王下七武海の制度に疑問を抱いている者がいることも忘れてはいけませんね。


続けて『新旧王下七武海 新旧王下七武海3 世界会議編で王下七武海制度は撤廃されるのか?』をご覧ください

ワンピースネタバレ1118話 鉄の巨人は海に沈んだが…』はこちらから

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