ロジャー海賊団が歴史の全てを知りながら沈黙した理由 ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究
ワンピース考察・研究 ロジャー海賊団10
ロジャー海賊団が歴史の全てを知りながら沈黙した理由
ロジャー海賊団が歴史の全てを知りながら沈黙した理由 目次
ロジャー海賊団は歴史の全てを知りながら誰にも何も告げず動かなかった
週刊少年ジャンプ2024年27号に掲載されたワンピース第1116話「葛藤」では、世界中に配信されている映像の中でDr.ベガパンクが
「”空白の100年”はまだ謎に満ちておる!! ーしかし ーその全てを知った者達がいる!!!」
「海賊王の一団である!!!」
「―歴史の全てを知った彼らはなぜ誰にも何も告げずに消えたのか… なぜ動かなかった……!?」
と言っていました。
ロジャー海賊団の者達が動かなかったのは、彼らが”時”に選ばれなかったため、つまり…
ジョイボーイもおらず、古代兵器ポセイドンの力を持つ人魚姫も誕生していなかったためなのだと思います!
ロジャーの”夢の果て”はルフィの”夢の果て”と同じものだったはずです。
そして、歴史の全てを知ったルフィが、”夢の果て”を実現するために動く事が、世界を夜明けに導く事になってくるのだろうと思いますから…
もしも歴史の全てを知ったロジャーが、”時”に選ばれていたら、ロジャー海賊団は動き、世界を夜明けに導く事になっていたのだろうと思います。
ですから、ロジャー海賊団の者達が、歴史の全てを知りながら動かなかったのは、”時”に選ばれなかったためなのだと思います。
ですが… ロジャー海賊団の者達が、動かなかっただけではなく、歴史の全てを知りながら、それを誰にも何も告げようとしなかったのは、不思議と言えば不思議ですね!
なぜロジャー海賊団の者達は、自分達が知った歴史の全てを誰にも何も告げず、沈黙してしまったのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
なぜロジャー海賊団は歴史の全てを知りながら沈黙した?
ロジャー海賊団が歴史の全てを知りながら沈黙したのは若者から楽しみを奪わないため!?
世界中に配信されている映像の中でDr.ベガパンクが、「空白の100年」の事、古代兵器の事などを話し…
さらに歴史の全てを知ったロジャー海賊団が沈黙した事にまで言及したのを聞いてロジャー海賊団の副船長だったシルバーズ・レイリーは
「喋りすぎだベガパンク ーじじいがペラペラと… 若者から奪い取るなバカモノめ……!!」
「なァロジャー ”楽しみ”をよ…」
と言っていました。(ワンピース 第1116話)
レイリーのこの言葉からすると、ロジャー海賊団の者達は、時に選ばれ、ロジャーの意志を継ぐ事になるであろう若者達から、冒険の楽しみ=モチベーションを奪わぬようにするために…
歴史の全てを知りながら、沈黙したという事になりそうですね!
ロジャー海賊団が歴史の全てを知りながら沈黙したのは若者に自ら答えを導き出させるため!?
レイリーは、ロビンから「”Dの意志”って…… 一体 何…?」「あなた達は900年前に始まる”空白の100年”に世界に何が起きたのかを知ってるの!?」と訊かれた時に
「……ああ知っている」
「我々は… 歴史の全てを知った…」
「……… ーだがお嬢さん……… 慌ててはいけない……… キミ達の船で… 一歩ずつ進みなさい」
「我々もまた……… ”オハラ”もまた… 少々… 急ぎすぎたのかも知れん…」
「キミ達に今ここで… 歴史の全てを私が話しても 今のキミらには… 何もできやしない…!!」
「………ゆっくりと世界を見渡して その後に導き出す答えが我々と同じとも限らない…!!」
と言っていました。(ワンピース52巻 第507話)
このレイリーの言葉からは、ロジャー海賊団の者達が歴史の全てをしりながら誰にも何も告げずに沈黙したのは…
若者達=”時”に選ばれた次の世代の者達に自ら答えを導き出させるため…
若者達に答えを導き出すために必要なものを身につけさせるためでもあったのではないかと思えますね!
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