康イエはオロチが金を盗んだと見抜いたはずだが… ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究
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康イエはオロチが金を盗んだと見抜いたはずだが…
康イエはオロチが金を盗んだと見抜いたはずだが… 目次
オロチが金を盗み嘘をついていた事を康イエは見抜いていたはず!
ワンピース第962話には、白舞の城の金庫にしまってあった金がなくなり、コマ使いの黒炭オロチが
「あの…… 申し上げにくいんですが 私見たんでごぜーます あの… おでん様が…そっと 懐に金を入れるとこ…!!」
と言い、それを聞いて「おでんなら堂々と持っていくぞ」と思った霜月康イエとオロチが
「確かか? オロチ」(康イエ)
「へぇへぇ すいやせん 恐くて私 止める事もできやせんで…」(オロチ)
といったやりとりをしているところが描かれていました。
康イエは、おそらく
■おでんが本当は金を盗んでなどいないこと
■本当に金を盗んだのは、おでんが金を盗んだと嘘をついたオロチだということ
を見破っていたはずだと思います。
金を盗んだオロチを康イエが罰していたら…
オロチが金を盗んだと見抜いていながら康イエは…
オロチが金を盗んだ事を見抜いていながら、康イエはオロチを特に罰しようとしなかったのだと思います。
もしも、この時、康イエがオロチを罰し、コマ使いとして働き始めていたオロチをクビにしていたら…
どんどんのし上がって行き、カイドウと手を組むチャンスを得ることをオロチはもうできなくなっていたはずだと思います。
のし上がり、カイドウと手を組むチャンスを得られなければ、当然のことながら、オロチは「光月」から将軍の座を奪うことはできなかったはずですね。
康イエが体は小さくとも器の大きな男であったことは間違いありませんが…
その器の大きさゆえの甘さが皮肉な事にオロチにのし上がるチャンスを与えてしまったようですね。
オロチを罰しなかった康イエの甘さがワノ国に災いを招いた?
罰すべき時にオロチを罰しなかった康イエの甘さが、オロチにのし上がるチャンスを与えてしまったことは確かだと思いますが…
では、罰すべき時にオロチを罰しなかった康イエの甘さが結果としてワノ国に災いを招いたということになるでしょうか?
「光月」から奪った将軍の座に就いたオロチが、ワノ国の国土を汚し、多くの人々に苦しみを強いることになったわけですから、そうなのかもしれませんが…
オロチが将軍の座に就いていなかった場合でもカイドウと手を組んだ誰かが、やはり「光月」から奪った将軍の座に就き、その場合も同じようにワノ国の国土は汚れ、多くの人々が苦しむことを強いられていたかもしれませんね。
そうだとすれば… 康イエの甘さがオロチにチャンスを与えてしまった事は事実であったとしても…
康イエの甘さがワノ国に災いを招いてしまったというわけではなかったということになりますね。
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