光月おでんの航海日誌には嘘も真実も記されている!?

光月おでんの航海日誌には嘘も真実も記されている!?｜イメージイラスト・羅針盤

光月おでんの航海日誌には嘘も真実も記されている!?　目次

・光月おでんの航海日誌には嘘も記されている!?

■何が嘘？　重大情報が記されている光月おでんの航海日誌

・光月おでんの航海日誌に記されていたと推察できる事

・光月おでんの航海日誌に嘘が記されているとしたら…？

光月おでんの航海日誌には嘘も記されている!?

2020年に書いた「最後の島に莫大な宝が本当にあったというのは嘘？」という記事に

光月おでんは、ロジャーが船を降り、ロジャー海賊団の者達と別れた時の様子を

「男の別れだ　誰も涙など流さなかったー　「海賊王」の船員（クルー）は涙など流さないのだ」

と航海日誌に記していましたが…

実際には、おでんを含めたロジャー海賊団の者達は大泣きしていました。

また、おでんは自分が船を降り、ロジャー海賊団の者達と別れた時のことも

「おれは死ぬわけじゃない　当然笑って別れた　いつかまた会える筈だからな」

と航海日誌に記していましたが…

実際には、おでんが船を降りた時もロジャー海賊団の者達は皆、泣いていました。（ワンピース96巻　第968話）

ですから…　おでんの航海日誌に記されている事が、必ずしも真実とは限らないという事になると思うんですよね！

と書かせていただき、さらに

ですから…　最後の島に莫大な宝があると信じ、やって来たロジャーが、実はそこに莫大な宝などないという真実を知ったという事実を光月おでんが航海日誌には記さず…

最後の島に莫大な宝が本当にあったという事実とは異なる事を航海日誌に記していたということも考えられるのではないかと思うのですが…

どうでしょうか？

とも書かせていただいていました。

で…　光月おでんの航海日誌に真実とは異なる事＝嘘が記されていたのだとしたら…

最後の島に莫大な宝があったかどうかという事だけに限らず、他にも嘘が記されていた可能性もありそうですよね!?

何が嘘？　重大情報が記されている光月おでんの航海日誌

光月おでんの航海日誌には嘘も真実も記されている!?｜方位磁石と古地図の写真

光月おでんの航海日誌に記されていたと推察できる事

光月おでんの航海日誌のことを「僕の聖書（バイブル）」と言ったヤマト（ワンピース97巻　第984話）の言動…

そして、モモの助やワノ国の大剣豪の光月おでんの航海日誌を読んだ後の言動から推察できる航海日誌に記されていたと思われる事は

■次の時代を担う海賊達の台頭

エースが鬼ヶ島にやって来た時、ヤマトは「ねーねー海外はどうだ!?　若い奴らどんどん出て来てないか!?」と訊いていました（ワンピース99巻　第999話）

また、ヤマトは、「おでんは未来をこう書き記してる…」とモモの助に言って

「ー20年以上先の未来に次の時代を担う強力な海賊達が「新世界」へ押し寄せて来る……!!」

「おれがもし死んだなら………!!　カイドウを討てるのはそいつらだ!!!」

とおでんの航海日誌に記されていたことを明かしていました（ワンピース99巻　第1000話）

■Ｄの一族とは何か

ヤマトはモモの助にルフィをモモの助達がワノ国へ連れて来たことが運命としか思えないと言った後で光月おでんの航海日誌を見ながら

「だってルフィの名前には”Ｄ”がついてるんだもん!!!」と言っていました（ワンピース99巻　第999話）

■モモの助が世界を夜明けに導く

ヤマトはモモの助に「モモの助くん…!!　キミは生きなくちゃ!!　絶対に生きなくちゃ!!!」「世界を”夜明け”に導くのはキミなんだよ!!!」と言っています。（ワンピース99巻　第996話）

そして、光月おでんの航海日誌を読みながらモモの助が「せっしゃは………　死んではならんようだ…!!」と言っていました。（ワンピース100巻　第1014話）

■20年後（＝現代）の戦い

ワノ国の大剣豪達と子供の頃のヤマトは、閉じ込められていた洞窟の中で光月おでんの航海日誌を読んだ後

大剣豪：「ーこれでは　おでんの言う20年後の戦いを見届けられんな………」

ヤマト：「ぼくは…　その時は「ワノ国」といっしょに戦うよ…　海へ出てもっと…　もっと…　強くなって……!!」

大剣豪：「ーそれは心強い……では拙者達は　おぬしをここで”死なせぬ”事で未来の戦に参戦いたそう　20年は拙者達には　ちと待てぬ年月ゆえ………!!!」

といったやりとりをしていました。（ワンピース　第1024話）

この「20年後の戦い」というのが、鬼ヶ島を舞台にした決戦のことを指しているのか…

それとも、大海を分かつ程の巨大な戦（ワンピース96巻　第972話）のことを指しているのかはわかりかねますが…

20年後（＝現代）の戦いについて光月おでんが航海日誌に記していたことは間違いありません。

光月おでんの航海日誌に嘘が記されているとしたら…？

上記の航海日誌に記されていたと思われる事の中には、おそらく嘘はなかっただろうと思います。

次の時代を担う強力な海賊達は実際に台頭してきましたし、現在、鬼ヶ島で決戦が行われていて、また、この後、大海を分かつ程の巨大な戦も起こりそうですし…

モモの助やＤに関する情報で光月おでんが嘘を記すとは思えないですからね。

もしも、光月おでんが、嘘＝真実とは異なる事を航海日誌に記していたとすれば、それは

■本当は泣いていたのに「誰も涙など流さなかった」「笑って別れた」と記しているように何かを美化（というか自分の理想化）している

■莫大な宝は本当はなかったのにあったと記すように事実ではなく「こうであってほしかった」ということを記している

■誰かが読むことを前提にして、読んだ者が簡単に強大な力を手に入れてしまわないように読み手を欺く仕掛けが施してある

などといったものなのではないでしょうか？

また、嘘を記すというのとは違いますが、読んだ者が簡単に最後の島に辿り着けてしまったり、強大な力を手に入れてしまうのを防ぐため…

四つのロード歴史の本文（ポーネグリフ）が指し示している場所などの重大情報は、あえて記さなかったということも考えられますね。

【2021年10月19日】

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