ワンピース作品中の謎を徹底的に考察・研究　『退路０』で追い詰められた麦わらの一味は窮地をどう脱する？

追い詰められた麦わらの一味　『退路０』

第880話『”退路０”』①　「退路０」に追い詰められた麦わらの一味

『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』（ワンピース）第880話『”退路０”』で麦わらの一味の者たちは、まさに退路が無い状態に追い詰められています。

●ルフィ＝カタクリに圧倒されながらも自ら鏡世界（ミロワールド）からの退路（サウザンドサニー号にある鏡）を絶たざるを得なくなる

●サウザンドサニー号組（ナミ、チョッパー、ブルック、ジンベエ＋キャロット）＝鏡の中から火の矢攻撃、海からは砲弾で攻撃を受け、さらに高波とともにビッグ・マムに接近される

といった具合にです。

まさに絶体絶命、退こうにも退路さえない状態にまで追い詰められた麦わらの一味は、いかにして、この窮地を脱するようになるのでしょうか？

第880話『”退路０”』②　ビッグ・マムに迫られたサウザンドサニー号組にとっての希望

高波とビッグ・マムにすぐそこにまで迫られた事を知ったナミは、鏡の破片を通じて話をしていたルフィに

「－もしもし？　ごめんルフィ　私達もう…　ダメかも…」

と言っています。

第880話『"退路０”』では、サンジ、プリン、シフォンが、ビッグ・マムを止めるためのケーキ作りに取り掛かっていますが……ケーキが完成するのは、まだ３時間以上先の事です。

物語の展開的にサンジたちがケーキを作る事が、麦わらの一味のホールケーキアイランドからの生還に役立たたないという事は考えられません。必ずやサンジたちが作るケーキは、麦わらの一味の危機を救う事になるのでしょう。

しかし、それは第880話『”退路０”』の時点から３時間以上の先の事であり、サウザンドサニー号に高波とともに迫っているビッグ・マムを今すぐに止められるわけではありません。

となると、麦わらの一味にとっての希望となってくるのは、第875話『”女の仁義”』でチョッパーが見た男の人魚ですかね。

『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』（ワンピース）ファンの多くが、この人魚は

●ジンベエを心配してホールケーキアイランド近海に残ったアラディン

●プラリネの父親

のどちらかなのではないかと推察しているようですが……当サイト『ワンピース考察・研究』管理人の私Ｍもまたそのように推察しています。

ただ、アラディンにしてもプラリネの父親にしても食いわずらい中のビッグ・マムを止められるとは思えませんが……彼らの持つ人魚族ならではの力（魚の協力を得る等）が予想もしなかったようなかたちで事態を好転させるのかもしれません

また、ビッグ・マムの夫ならば、私たち『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』（ワンピース）ファンがまだ知らなかったビッグ・マムを止める秘策を知っていたとしても不思議ではありませんね。

第880話『”退路０”』③　カタクリに圧倒されっ放しのルフィにとっての希望

『モチモチの実の能力とゴムゴムの実の能力に上下関係はない!?』のページにも書かせていただいた事と重複してきますが

●モチモチの実の能力には「水に弱い」というゴムゴムの実の能力にはない弱点がある

●モチにはないゴムならではの特性（弾性の強さなど）があるはず

といった事を活かせれば、ルフィがカタクリに対して勝機をつかめる可能性は十分にあるのではないかと思います。

また、第880話『”退路０”』で鏡世界（ミロワールド）内で火が使われ出した事がルフィに幸いするという事も、もしかしたら考えられるかもしれません。

たとえば、鏡世界（ミロワールド）内で広がった炎を消すために水が使われ、その水がカタクリのモチモチの実の能力を無効にしてしまうなどという具合にです。

サウザンドサニー号組は誰かに助けられて窮地を脱し、ルフィは自分だけの力で窮地を脱する!?

第880話『”退路０”』で、やるだけの事はやってきたのに追い詰められてしまったナミたちの様子を見ていると、サウザンドサニー号組は、誰かの助力によって窮地を脱するように思われます。

一方、鏡世界（ミロワールド）で一人戦うルフィは、第880話『”退路０”』の中で鏡の破片を通じて話していたナミにサウザンドサニー号内の鏡を全部割るように指示しつつ「こいつ１人に集中させてくれ!!!」と言っています。

この「こいつ１人」とは、もちろんカタクリのことです。ルフィは、どんなにカタクリに圧倒されても、一対一（サシ）の戦いでカタクリに勝つことにこだわっているというわけです。

ルフィがそこまで一人でカタクリに勝つ事にこだわっている以上、ルフィは必ず自分だけの力で活路を見出し、鏡世界（ミロワールド）から仲間たちの元への生還を果たすはずです。

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